- 投稿日:2025/01/16
初めまして。重度知的障害のある自閉症の息子を育てているシングルマザーです。我が家は私、長女(中学生)、長男(特別支援学校小学2年生)、フレンチブルドッグの愛犬3人1匹の家族です。
長女と息子は6歳差。息子の妊娠期間中、切迫となり2週間の安静入院はしましたが、その他の異常はなく無痛分娩で出産。出生児の異常もありませんでした。夜も良くれる子でよく笑い笑顔も可愛い。そんな息子でした。
ハイハイ、掴まり立ちなども特に遅いという印象はありませんでしたが、歩き出したのは1歳の頃。喃語はあるけど発語はまだ無し。長女は1歳では歩いていたし単語も出てきていたので、男の子は女の子に比べると少し遅いなんて聞くしなー。とそれくらいに思っていました。
ちょうどその頃、1歳半検診があり、念の為検診後の臨床心理士さんとの面談を希望。現状を相談しながら息子の様子を見てもらい、とりあえず絵本などの読み聞かせ等を強化しながら2歳まで様子を見ましょう、とアドバイスを受けました。絵本はすでに読み聞かせをしようと自宅に用意してありましたが、何せ全く興味を持ってくれない。目の前で絵本を開いても視線が全く絵本に向かない。この辺りから、なんとなく娘の時とは違う、、?と違和感が強くなっていました。
状況は変わらず2歳になり、再び検診のお知らせが届きました。日程の少し前になると臨床心理士さんから電話が。その後様子はどうですか?と尋ねられ、前回面談時と現状が変わらないことを伝え、献身とは別に個別で面談する日程を決めました。
スマホで息子の様子を検索すると、出てくるのは 自閉症 発達障害 の文字。ミニカーのタイヤをくるくる回して遊んだり、片目を閉じてライトや空を見ていたり。なんとなく当てはまる息子の行動。そして 療育 というワード。早期に始めるのが良い。と書いてあった記事を見つけ、面談の際に聞いてみよう、と心に決め面談に向かいました。
息子の現状を見て、療育に通うのはいいと思います。と言われ、すぐに受給者証の手続き、近隣にある空きのある療育へ行くつか見学へ行き、その一つと早々に契約。週に1回1時間の療育が始まりました。仕事もしながらだったので、夜勤明けで眠い体に鞭を撃ち、なんとか療育通いしていたのを覚えています。
そして3歳を目前に、息子の様子は大きくかわらず。発語はなく相変わらず 息子とのコミュニケーション手段がない。クレーンといわれる、人の手をとって欲しいものに向けてアピールするのが唯一息子からのコミュニケーションでした。療育に行っても先生が毎回違い、息子も集中できていない。これは意味があるのだろうか?そんな疑問を持っても周りに相談できる人も場所もない。同じような境遇のお母さんの知り合いもいない。とりあえず、もう一度臨床心理士さんに電話してみよう。そう思い連絡。通っていた託児所(職場についている保育所)に様子を見にきてもらい、託児所の先生も含め面談。その場で、診断について、療育手帳の取得について、特別児童扶養手当の支給対象になる可能性が高いこと、等教えていただきました。長い目で見て大学病院と繋がっておくのは良いと思う、というアドバイスをもとに一番近くにある大学病院へ予約の連絡をするが半年待ちとの事。診察を受けられる頃には息子は3歳半。そこまで待っていられない、、専門医に息子を診てもらいたい!と別の病院を紹介してもらい、診断をつけて貰えるわけではなかったのですが、専門医の先生のところへ受診。1時間に渡り息子の今までの様子や実際の息子の様子を診てもらい、そこで知的障害を伴う自閉症の可能性が高いです。と言われました。自分でももっとショックを受けるかなぁと思っていましたが、意外にもそんなことはなく、あ、やっぱりそうなんだ。とスッと心に落ちた感覚でした。
そこから先生のアドバイスを受け、療育の回数を週2回→3回→4回→5回と徐々に増やし、個別タイプの療育から小集団で1日4時間の療育へ変更。保護者付き添いの場所だったため、仕事との両立はなかなかハードでしたが支援学校に入学するまでの期間、その療育に通いました。
半年待った大学病院でもやはり、自閉症スペクトラム症と思われます、と診断を受け、特別支援学校への入学となり現在に至ります。
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