- 投稿日:2025/01/18
- 更新日:2025/10/25
❗ 申請代行サイトの特徴とリスク
公式サイトと非常によく似たデザイン
公式サイトと代行サイトを比較すると、ページのレイアウトやデザインが似通っているため、初見では見分けがつかない場合があります。
高額な手数料
これらのサイトを利用すると、所定の費用に代行手数料が加算され、数倍の料金を請求されることがあります。
キャンセル・返金が難しい場合がある
代行サイトの利用規約に「キャンセル不可」と記載されている場合、一度申請を行うと解約や返金の交渉が難しくなるケースがあります。
🔍 我が家の事例
夫がアメリカへ行くためESTA申請を行う際に、検索結果の上位に表示された申請サイト(例:https://esta-travelsite.com/)を公式サイトと勘違いしてしまいました。
・本来の申請費用: 21ドル(約3,000円)
・支払い金額: 8,690円
その後、代行サイトで手続きを行ったことに気づき、すぐにキャンセル手続きを行いました。幸いにも申請処理が進む前だったため、決済手数料300円を引いた8,390円が返金されました。
🌍 電子渡航認証の概要
最近では、多くの国で安全性向上を目的に電子渡航認証が義務付けられています。具体的には以下の認証が挙げられます:
アメリカ: ESTAカナダ: eTAオーストラリア: ETASヨーロッパ(2024年以降): ETIAS
これらの電子渡航認証は、原則として入国者全員が取得する必要があります。ただし、有効なビザを所持している場合は免除されます。
✅ 公式サイトを見分けるための3つのポイント
URLを確認
ESTA公式サイトのURLは「https://esta.cbp.dhs.gov/」です。**「cbp」や「dhs」**といった文字が含まれているか確認してください。サムネイルの画像は本物のESTA公式サイトです。
公式ロゴを確認
アメリカの国章(ワシのマーク)とESTAロゴがトップページに表示されています。
申請料金を確認
2025年1月時点で、ESTAの申請料金は21ドル(約3000円)です。料金は変更される可能性があるため、申請前に最新の情報を確認してください。
🛑 非公式サイトを利用するリスク
高額な代行手数料が請求される可能性があります。申請が正確に行われない場合もあります。個人情報の安全性に疑問が残ることがあります。
国民生活センターの公式サイトでも、ESTAをはじめとした電子渡航認証に関する注意喚起が行われています。ぜひ参考にしてください。
👉 国民生活センター公式サイト:電子渡航認証に関する注意喚起
<国民生活センター公式サイトより画像引用>
まとめ
💡 この記事を参考に、同じ失敗を防ぎ、安全でスムーズな旅行準備を進めていただけたら幸いです!