- 投稿日:2025/01/21
- 更新日:2025/11/04
20年前の満足度の高い支出
20年前、私が仕事を始めて間もない頃の話です。
その日は休日で、友人と家電量販店をぶらぶらしていました。
そこで目に入ったのが、当時としてはかなり高額なドライヤー。
価格はなんと15,000円弱!周りに並んでいた5,000円前後のドライヤーに比べて、約3倍の値段でした。
「たっかいなぁ…」とびっくりしつつも、私はそのドライヤーをみて考えました。なんだか悪くない買い物かもしれない!
ということで試しにドライヤーの試運転できるものがあったので使ってみたら、風量がすごい!
その結果、「これだ!」と購入を決めたのですが、この買い物が私にとって大満足な支出になりました。本能的(?)に考えだした価値ある支出を記載しました。
ドライヤーに求めたもの
実は当時、ドライヤーに関して、ちょっとした悩みがありました。
それは、髪を乾かすのにめっちゃ時間がかかること。私は髪が長く量も多かったので、母親が使っていた普通のくるくるドライヤーではなかなか乾かず、毎晩その時間が苦痛でした。
試しにその高級ドライヤーを使ってみると、風量すご!
これなら髪が早く乾くかも??店頭で考えたのが「価格と価値」のバランスです。
価格と価値を冷静に考えてみた
15,000円のドライヤー。当時の私には大きな出費でしたが、こう考えることもできました。
時短できる価値
毎日10分かかっていたドライヤー時間が5分に短縮できるなら、年間で1,825分(約30時間)も節約できます。この時間を他のことに使えると考えると、価値は十分にあるなと感じました。
長持ちするコスパ
実は、父が使用していたドライヤーは20年間使い続けていたらしいもので、ずっと壊れずに現役で活躍していました。
たしかに、ドライヤーはシンプルな構造だし基本的に長持ちする家電なのかもしれない。「もし10年使えたら、1年あたりのコストは1,500円。これで5分ドライヤーの時間が減って、日々のストレスが減るなら安い買い物だ」と鼻息が荒くなります!
プラスαの効果
当時の訴求ポップにはPanasonic「ナノイー」機能が髪に優しいと書かれていました。正直、その機能にはそこまで期待していなかったのですが、「髪が傷みにくいならラッキー」という気持ちで購入。多分メーカーさんが、力を尽くして開発したであろう機能はそこまで刺さらなかったけど、結果的にはすぐれものでした。
実際に使ってみてわかったこと
友達には「ドライヤーにそんなにお金かける必要ある?」と言われましたが、ゆるぎません!
働き始めのそんなにお金のないころでしたが、鼻息荒く、足取りは力強くレジに進みました!!
さて購入し、実際に使ってみるとめっちゃいい〜〜〜。
風量のおかげで髪があっという間に乾くし、乾かした後の髪がサラサラでツヤツヤ。ナノイー効果なのかな。毎晩のドライヤー時間が短縮されただけでなく、その仕上がりにも大満足でした。
そのドライヤーは津波で流されてしまいましたが、実に10年以上使うことができました。今振り返っても、当時の自分の判断は正しかったと思います。そして、それ以来、Panasonicのドライヤーを愛用させていただいています。
価格と価値を考えることの大切さ
この経験から、学んだのは「価格と価値のバランス」。
15,000円が高いのではなく、その金額以上に私にとって価値のあるものかどうか。
現代の「時短家電」がタイパに見合う商品として紹介されています。
良いドライヤーもいいですよ。
髪をツヤツヤにしてくれるだけでなく、清潔感や見た目の良さにつながり、結果的に自己肯定感も上がる気がします。
あなたも「良いお金の使い方」をしてみませんか?
もし今、タイムバケットを作成中だったり、良いお金の使い方を考えているなら、ドライヤーに少しだけ投資してみるのもおすすめです。
必ずしも最高級モデルを買う必要はありませんが、日常で使う時間を短縮できたり、ストレスを減らせたりするものを選ぶのは、きっと満足度が高い買い物になりますよ。
ぜひ、自分にとっての「価値ある支出」を考える参考にしてみてください!