- 投稿日:2025/01/23

約10年前、真夜中に大動脈解離を 発症しました。
以下の経緯を辿りながらも、奇跡的に
今もこうして、何とか元気にしています。
■経緯
①夜中12時頃、トイレに行った際、
背骨が、縦真っ二つに避けるような痛みを感じた。
②同居中の母を起こし、
「背中が痛い。さすって欲しい」と頼み、
30分ほどさすり続けてもらった。
③少し楽になったような気がしたが、 2階の自室に戻る元気はなかったので、母の隣で添い寝させてもらった。
④寝たり起きたりを繰り返しながら、通常通り起床。
⑤その日は会議があった為、朝食をいつもの1/3程度摂り、身支度を整えて、家を出た。
(身支度にいつもの倍くらいの時間が掛かった)
⑥徒歩で最寄り駅に向かうも、7分ほど歩いたところで一歩も進めなくなり、上司に電話し、状況を伝える。
⑦上司より、直ぐに病院へ行くよう、命じられる。
⇒ここで、異変発症から7時間ほどが経過。
⑧定年退職し、同居していた父に、病院に連れて行って欲しいと電話。
⑨⑧から約15分後、父と母が車で到着。
⑩現在も通院中の、某大学病院へ向かう。
⑪病院に到着。⇒ここで、発症から約9時間強経過。
⑫大動脈炎症候群で診察してくださっている主治医の担当日だった為、
予約外だったが、合間合間に検査等を入れながら、診察。
⇒自力で病院まで来たので、急を要する異変ではないと判断した、と後ほどお聞きしました。
⑬心電図、血圧(高血圧で治療しているのに、上が50台、下が30台だった)
等々の結果から、大動脈解離と診断され、心臓血管外科で緊急手術となる。
⑭両親には、手術の説明がされたが、当方に説明をする時間的余裕がなく、術後、説明された。
⑮但し、人工弁の置換は必須だったので、「機械弁」にするか「生体弁」の選択を迫られた。が、即判断できず、執刀医の軽い説明を受け、「機械弁」を選択。
⑯木曜日の16時から手術開始。終了は金曜2時。10時間を要した、と術後に知らされた。
⑰当方が目覚めたのは、土曜8時頃だった。
⑱体に何だか分からない管が通されたままで、1週間ほどベッドから動けず。
⑲約1週間後、漸くベッドから解放されたが、筋肉が落ち、すたすたと歩けず、先ずは、歩く訓練を開始。
⑳歩行訓練、術後の経過をみながら、約1か月半後、退院。
■考えたこと
何度も書かせて頂いておりますが、本当に運がよいと感じております。
・両親と同居していたからこそ、病院に付き添えてもらえた。
・主治医の担当日で、直ぐ対応して頂けた。
・即手術して頂けた。
・とにもかくにも、即死しなかった。
これらが奇跡的に組み合わさり、生かされているのだ、と思わずにはいられませんし、
自分独りだけではなく、多くの皆様に助けられながら、生き長らえていると感じています。
助けられた命を無駄にせず、
どなたかのお役に立つように生きていくことが、これからの私の使命なのだろう、と考えています。

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