- 投稿日:2025/01/23
- 更新日:2025/09/29

習慣化に必要なのは強い意志ではなく、取り組む頻度である。
僕が習慣化をするために情報収集した中で、一番勉強になった本がありました。その本には習慣化だけでなく、やめたい悪癖の直し方まで載っている素晴らしい本でした。
その本で紹介されていた習慣化のポイントを一部紹介すると、「取り組むまでの時間を10秒短くする」「質より頻度。とりあえず一回だけでも良いからやる」です。
例えば、「10秒短く」だと、
・本を読む習慣をつけたいなら、本を読んだ後は本棚にしまうのではく、そのページを開けたままテーブルの上に置いておくのです。
・毎朝のランニングを習慣にしたいならランニングウェアで寝る。このように取り掛かるまでの手間をなくすことで、手を付けやすくするのです。
そして、「質より頻度」
・読書やランニングに当てはめると、1行で良いから本の続きを読む。
・走らなくてもいいからウェアを着て外に出る。
習慣化する上で一番難しいのが運動習慣だと言われていますが、統計によると”週4回以上取り組むと運動も習慣化しやすくなる”という結果があることから、質ではなく取り組む頻度を上げる方が習慣化しやすくなるというわけです。
iPhoneの便利機能、ショートカットを使ってルーティーンを自動化!
ポイントがわかったところで、iPhoneを使った習慣化の秘策をご紹介します。
取り組むまでの時間を短くする➡「〇〇したら〇〇を行う」を設定する。
iPhoneには始めからショートカットというアプリが入っています。このアプリを使えば、あらかじめ設定した動作に連動して別のアプリを起動したり、操作したりしてくれます。
たとえば、僕が実際に使っている設定は、
・夜23:00のアラームを停止したら、柔軟体操のYouTube動画が自動で再生される。
・バッテリーが50%を切ったら自動的に省電力モードがONになる。
・自分のスマホが、職場の半径500m以上離れたら、パートナーに帰宅を知らせるLINEメッセージが自動で送られる。
これらの設定をしているおかげで、
”①YouTubeを開いて、②動画を検索して、③再生する”
という動作を自動化することができ、取り組むまでの手間を最大限に減らすことが出来ています。
これによって取り組むまでの時間と手間を減らして、取り組むためのハードルを下げています。
この機能を使うようになってからは、朝のアラームを止めたらYoutubeが勝手に起動してくれて、ストレッチ動画が自動で再生されるので、後は起きて始めるだけです。
夜の柔軟も、お風呂から上がるであろう時間にアラームを設定しておけば、アラームを停止した時に自動で柔軟体操の動画が再生されます。後はそのまま始めるだけです。
仮にタイミングが合わず、ドライヤー中にアラームが鳴ってしまっても、動画が流れる条件は「停止した時」なので、スヌーズを押せば再度アラームが鳴ります。その時に準備ができていれば停止を押せば、後は始めるだけです。
iPhoneのショートカットを使った習慣化のための設定方法
それでは、詳しい設定方法を説明します。
今回は、実際に僕が設定した「アラームを止めたらYouTube動画が自動で再生される」を元に説明していきます。
動画再生ではなく他のアクションを設定したい方は、途中の項目を変更して活用してみてください。
・まずは「ショートカット」アプリを起動します。
・画面下の「オートメーション」から「+」ボタンをタップして、新しいオートメーションを作成します。
・「アラーム」をタップし、どの条件で起動させるかを設定します。
・「新規の空のオートメーション」をタップし、アクション検索欄に「URL」と入力。「URLを開く」アクションを選択します。
・URLの欄に、再生したいYouTube動画のURLを入力します。
・設定が完了したら、画面右上の「完了」をタップして保存します。
以上で設定は完了。アラームを止めたら自動でURLの動画が再生されるようになりました。
結論「神アプリ」
ショートカットは非常に便利で、設定を変更することでさまざまな用途に活用できます。ぜひ、皆様も習慣化や、作業効率化に活用してみてはいいかがでしょう?