- 投稿日:2025/01/24
- 更新日:2025/10/25
🌱 ジョン・ボーグルの生い立ち
ジョン・ボーグルは、アメリカのニュージャージー州モントクレア(ニューヨークのマンハッタンから西に約20キロの距離にある都市。東京の都心から千葉県の船橋までの距離とほぼ同じ)で生まれました。
彼が生まれたころ(1930年ごろ)は、「大恐慌」という時代で、たくさんの人が仕事やお金を失っていました。ボーグルの家族もその影響を受け、家や財産を失い、さらにお父さんがアルコール依存症になり、両親が離婚してしまいました。
家族は貧しい生活を送っていましたが、ジョンはとても勉強が得意で努力家でした!そのおかげで奨学金をもらい、ブレアアカデミーという学校に通えるようになり、1947年に卒業。その後、プリンストン大学という名門大学で、経済学と投資を学びました。
📚 大学時代に生まれた「インデックスファンド」のヒント
大学で「投資信託」について研究していたジョンは、「どうやったら普通の人でも安心してお金を増やせるか?」を考えていました。
その研究をまとめた論文「The Economic Role of the Investment Company」は、彼のその後の人生を大きく変えるものとなり、のちに「インデックスファンド」という画期的な仕組みを生み出すアイデアの原点になったのです!
💼 投資を変えた!「インデックスファンドの父」
ジョン・ボーグルは、バンガード・グループという会社を設立し、1975年に世界初のインデックス・ファンド「バンガード500インデックス・ファンド」を作りました。
バンガード・グループは、アメリカに本社を持つ世界最大級の資産運用会社のひとつです。本社所在地:アメリカ・ペンシルベニア州 で、世界初のインデックスファンドを個人投資家向けに提供した会社です。2020年時点の運用資産額:約765兆円(7.1兆米ドル)ブラックロックに次ぐ世界2位の投資信託・ETF提供者でもあります。
「バンガード」の名前の由来🚢
ジョンがつけたこの名前は、イギリスの有名な軍艦「バンガード号」から取っています。「バンガード」には「先頭に立つ」という意味があって、ジョンの「投資の先頭を切って進む」という思いが込められています。
バンガードは「投資をもっと簡単に、低コストで」という理念を大切にしている会社です。これまでは「投資はお金持ちがプロに任せるもの」というイメージでしたが、ジョンは誰でも低い手数料で投資ができる仕組みを提供しました。
🌟 インデックスファンドとは?
「株式の詰め合わせセット」で、いろいろな会社の株をまとめて持つ仕組みです。これによってリスクを減らし、コストも安く抑えることができます。
✨ ジョン・ボーグルの名言
「干し草の山から針を探すな。干し草の山を買え!」
これは「どの株がいいかを探すのではなく、いろんな株が入ったインデックスファンドを買う方が安全だよ」という教えです!
🌏 ジョン・ボーグルの影響
今では、世界中の人がジョンのアイデアのおかげで、安心して投資を始められるようになりました。彼の人生と教えは、これからも多くの人を助けていくでしょう!
📖 ボーグルの教え:シンプルに、長く、低コストで!
リベ大公式ページで紹介されている『インデックス投資は勝者のゲーム』ジョン・ボーグル著では、普通の人が投資で成功するための大切なポイントが紹介されています。

株を売ったり買ったりするのはプロでも難しい!だから、インデックスファンドのようにいろんな会社を少しずつ持つ方法が安心。
短期間でお金を増やそうとせず、長い時間をかけてじっくり育てることが大切。
手数料が高いと利益が減るので、低コストな投資を選ぶことがポイント!
まとめ
興味がある方は、ぜひジョン・ボーグルが書いた本『インデックス投資は勝者のゲーム』を手に取ってみてください📚✨!