- 投稿日:2025/01/24
- 更新日:2025/01/25

はじめに
💬「話を組み立てるとき、型を意識してはりますか?」
🎭 落語の世界では、「型」がとても大事や。
わいが意識してるのが「序破急」の型やねん。
この型を知ることで、落語だけやなく、日常の伝え方や仕事でも役に立つんや。
今日は、「型」をテーマにして、
序破急の型がどんなもんか、どう活用するかを話していくわな。
🌀 序破急の型とは?
✨ 「序破急」いうのは、物語の流れを3つの段階に分けた型や。
・序(導入):話の始まりで、聴き手を引き込む部分や。
・破(展開):話が進み、状況や問題が動き出す部分や。
・急(収束):話が終わり、オチがつく部分や。
(これに「枕(導入の導入)」を足すと4つの構成となる)
💡「型」があると、やることが明確になって、話がスムーズに進むんやで。
🎭 落語『初天神』で見る序破急の型
『初天神』は、序破急の型がよくわかる演目の一つや。
序(導入)
父親が「初天神やから一緒に行こう」と子どもを誘う。息子は駄々をこねるが、父親が「一緒に行こう」と諭す。この場面が導入や。
破(展開)
天神に行く道中で、息子が飴をねだる。父親は「買わん」と言いながらも、最終的に負けて買ってやる。次々と息子の要求がエスカレートしていく展開部分やな。
急(収束)
最後は、父親が凧揚げに夢中になり、「おとっちゃんを連れてくるんじゃなかった」となげく息子。親子の立場が逆転し、オチとなる部分や。
💡型に当てはめると、話の流れがはっきりするし、作りやすくなるんや。

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