- 投稿日:2025/01/31

薬剤師ほんおーと申します🙇
今回は変わったお薬「眼軟膏」について分かりやすくお話しします。
そもそも眼軟膏(がんなんこう)って何?
眼軟膏とは、その名の通り眼部に塗るために作られた軟膏のことです。
眼はデリケートな部分なので、普通の皮膚用の軟膏を眼に使うことは原則できません。しかし眼の病気やケガのとき、薬を眼に留まらせてしっかり効果を発揮させるために使うのが眼軟膏です。
ちなみに、眼軟膏は「点眼薬(目薬)」と同じように眼の症状を治すために使われますが、薬の持続性が高いという特徴があります。
どんなときに使うの?
眼軟膏は、以下のような眼のトラブルのときによく使われます。
1. 眼の炎症や感染症
例えば、ものもらいや結膜炎(いわゆる「めばちこ」や「赤眼」)の治療に使われます。細菌を殺す抗菌成分や、炎症を抑える成分が含まれていることが多いです。
2. ドライアイや角膜の傷
眼が乾燥して傷ついたり、角膜に小さな傷ができてしまった場合にも、眼軟膏を使います。軟膏が眼の表面に膜を作って保護し、潤いを与える効果があります。

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