- 投稿日:2025/02/23
- 更新日:2025/09/30

この記事を読む前に。
すべて端的に書いていきます。それぞれの項目の冒頭の一文でわかるようにしてあります。
そしてこの内容は消防法の隙をついています。細かいことを知りたい場合はパープレキシティAIで確認しましょう。
いちばん大事なことは
↓
火事を起こさないように消防用設備の維持管理を適切にする。
ということを前提とさせていただきます。
裏技:消火器の設備点検費用を実質0円に。
・要点 最初の5年は自主点検
「どうせまた自主点検の話でしょ。」
と思っているあなた、甘い!
自主点検のその先に裏技が潜んでいることをご存知でしょうか。
経営者の方、建物の維持管理を任されている方、民泊をされている方々に対しての記事ですので、とてもニッチかもしれませんが、該当される方々は必見です。
手間も少なく、まるまる予算が浮きます。
完全に合法で消防査察も消火器に関しては突付く余地がありませんし、設備業者もこの方法をされると手も足も出ません。
結論:5年経ったら新品に買い替えよう
・要点 5年目以降は要業者点検なので新品に買い替え
やることはこれだけ。
製造後5年たった消火器を新品に買い替えるだけです。
最初の5年間は自主点検を続けましょう。
そもそも消火器の設備点検とは?
・要点 点検報告をしないと消防法違反対象物になる。
年2回の設備の点検と所轄の消防署へ1年に1回(特定防火対象物)、または3年に1回(非特定防火対象物)の点検結果の報告が義務付けられています
自身の管理している消火器が特定か非特定か確認しましょう。
民泊や物販の店舗、飲食店なんかは上記の特定防火対象物ですね。
民泊なんて消防法違反があれば営業の可、不可に影響する可能性もあるので、大問題ですね。
設備点検はどうやるの?
・要点 消火器に関して設備業者に頼むことは一つもない。
今回は消火器に関してですが、消防の査察を乗り越えるのは以下のとおり
・自分で点検して、報告する。(最初の5年間は無料)
・設備業者に丸投げする。(報告までやってくれるけど、価格はマチマチ)
・新しく買う(毎年買ってられるかい!)
といった感じです。
今回は消火器に関する設備点検の合法的裏技をご紹介させていただきます。
自主点検がある!でも5年間以降は毎年
・要点 購入後5年位内をキープしよう。
最近、消防用設備の一部が自主点検可能になりました。
消火器・非常警報器具・誘導標識・特定小規模施設用自動火災報知設備
総務省がホームページにアップしている案内を確認し、手順に従えば子供でも可能な内容です。
この内容に皆さんはいくらの費用を負担されていたのでしょうか・・・
総務省消防庁HPより
さて、ここで注目なのが
消火器の製造年月日が5年以内かどうか
5年〜10年は点検有資格者が点検する必要があります。
ここのフローチャートを乗り越える必要があり、乗り越えなければ設備業者へ点検依頼をお願いする必要があります。
勘のいい人ならお気づきになられたと思いますが、
そう、製造年月日が5年位内なら自主点検が可能。
つまり、製造年月日から5年以内をキープし続ければいいわけです。
買い換えればずーーーっと自主点検で乗り越えることが可能であり、設備業者の世話になる必要がなくなります。
答えは出てしまいましたが、どれくらいの費用が浮くか是非確認して、アクションを起こすきっかけにしてみましょう。
設備点検の価格の相場はいくらくらい?
・要点 業者に頼むと古い消火器を維持し、同等またはそれ以上の価格
パープレキシティAIより
消火器の点検費用の相場は、一般的に1本あたり770円〜1,650円(税込)程度です14。ただし、点検の種類や消火器の種類によって価格が異なります:通常の消火器点検: 770円(税込) / 本1加圧式消火器機能点検: 1,650円(税込) / 本1加圧式消火器放射点検: 5,500円(税込) / 本1点検費用は建物の規模や消火器の数量によっても変動します。例えば:2階建てアパート(10戸)で消火器2本の場合: 約6,000円52階建てマンション(15戸)で消火器2本の場合: 約15,000円(ただし、他の消防設備も含む)5消火器の点検は法律で6ヶ月に1回以上行うことが義務付けられています7。定期的な点検を怠ると、30万円以下の罰金の対象になる可能性があるため、適切に実施することが重要です。
お値段は上記の通り、重要なところは太字のところです。建物の用途によっては年2回。
上記費用がシンプルに倍です。大変だ。
ボッタクリ業者、多数潜在
・要点 営業、お断り
ピンポーン
「消火器の点検のために訪問させていただきました。」
向こうからくる訪問販売は十中八九割高です。ボッタクリ業者多数!
設備業者をお願いするときは、設備協会登録業者の中から相見積もりを取りましょう。
ネットで検索したわざわざぼったくり業者が潜在している業者の中から選ぶ必要はありません。
新品に勝る物なし。消防査察、どんとこい
・要点 新品は正義
クラッシックカーのように消火器に愛着が湧いているのであれば話は別ですが、そんなことも無いでしょう。
ホームセンターで軽トラを借りて、必要本数の新しい消火器を買う。古い消火器をホームセンターに引き取ってもらう。コレだけです。
ピカピカの新しい消火器を迎えましょう。
消防の査察が来た場合でも、
「点検報告?新しいものに交換しましたよ。ホラ。」で大丈夫です。
設備設置届を提出しなさい!なんて奇特な職員はほぼいないでしょう。新品なのは一目瞭然なので。追い返してください。
業者の営業が来ても、新品に交換しましたよ。必要ありません。で追い返してください。
改めて結論
消火器は製造年月日から5年位内をキープすれば良い。
↓
5年毎に新品の消火器に買い換えると、
製造年月日から0〜5年→自主点検で無料
5年〜10年→点検業者へ依頼し続け、10年目で交換
太字部分がごっそり費用からなくなります。
そして、新品の消火器を手に入れましょう。
火迺要慎
建物の維持管理はしっかりとしてくださいね
おしまい