- 投稿日:2025/02/03
- 更新日:2025/11/21
皆さんは、「ミニマリスト」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
特定のアーティストやキャラクターなどを熱烈に応援する「推し活」をしていると言えば、不思議に思う方もおられるかもしれません。
わたしの私物は約270個あるのですが、そのうち推し関連のグッズが10個ほどあります。
リベシティで「ミニマリスト」として活動する中で、皆さまにお伝えしたいことがあります。
ミニマルに暮らすことと、推し活(趣味)を楽しむことは、決して矛盾しません。
この記事では、推し活を心から楽しむミニマリスト(筆者)が、その理由について語ります。
ミニマリストと推し活は矛盾する?
「ミニマリスト」は、ものを極力減らし、シンプルに暮らすことを目指します。
一方、「推し活」は、グッズを集めたり、イベントに参加したりと、ものが増えがちな側面もあります。
この2つのライフスタイルは、一見すると矛盾しているように思えます。
しかし、わたしが推し活を通して得ているのは、「もの」そのものではなく、その「体験」。
ライブで感動を共有したり、ファン同士で交流したりする経験は、わたしにとってかけがえのないものです。
これらの経験は、「もの」では得られない心の豊かさをもたらしてくれます。
マズローの欲求階層説と推し活
心理学者のマズローが提唱した欲求階層説によると、人間の欲求は、①生理的欲求、②安全の欲求、③社会的欲求、④承認の欲求、⑤自己実現の欲求の5段階で構成されています。
推し活は、主に③・④・⑤を満たすことに繋がります。
ファンコミュニティに属し、同じ価値観を持つ人たちと交流することで、絆を深め、心の安定を得ることができます。
また、推しの影響を受けて、新しい趣味や目標に挑戦したり、ファン活動を通じて自己表現や成長を感じることができます。
多くの方にとって、推し活を通じて得られる感動や喜びは、心の栄養となり、日々の生活に活力を与えてくれます。
「推し活」は単なる趣味以上に、人間の深層心理に働きかけ、様々な欲求を満たす重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
ミニマリスト流の推し活
推し活を楽しみながらも、暮らしを豊かにする「ミニマリズム」の理念は忘れずにいたいもの。
そのため、以下の工夫をしています。
・グッズは本当に必要なものだけに絞る
グッズは少数精鋭、手入れができる分だけ
ライブやイベントを楽しむために必要なら買う
日常遣いできるグッズを買う
収納のサイズを決めて入る量に留める
・デジタルグッズを活用する
音楽や映像はデジタルデータで楽しむ
・体験を重視する
コレクションよりも体験にお金を使う
まとめ
ミニマルに暮らすことと、推し活(趣味)を楽しむことは、決して矛盾したものではありません。
「もの」よりも「体験」に価値を置くことで、心の豊かさを追求することはできます。
好きなものに囲まれ、その時間を大切にすることは、ミニマリストの精神にも合致します。
「推し活」は、ミニマルな暮らしに彩りを添える「スパイス」と言えるでしょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。