- 投稿日:2025/02/11

1.テレビでとんでもないことを言っていた。
本日、フジテレビのニュースで、勘違いする内容を放送していました。
とある高齢男性の方が老後に膀胱がんを患いました。そのため、障害年金を受けようとしました。しかし、障害等級が障害年金に該当せずに受けられず医療費等の資産管理に困って貧窮しているといったものでした。
ここまでは良いのですが、その後の具体的な説明が気になりました。この方は身体障害者程度等級が4級であると説明していました。確かに身体障害者程度等級の4級に膀胱の項目が書かれていました。次に障害年金は1〜3級の方までしか障害年金は受給できないと説明がありました。
このような説明では、身体障害者程度等級と障害年金の等級は同じものであるといった解釈をする人が出ます。実際は異なるものです。しかも障害年金の等級では膀胱のことは載せていません。また、障害年金の3級の適用であったとしても障害厚生年金しか受給出来ません。障害手当金を障害年金4級と説明しているサイトもありますが、これも障害厚生年金のみしか受け取れません。なので貰える金額も限られます。しかも対象者が高齢者であることを踏まえ障害年金の代わりに老齢年金を受け取っている場合もあります。そのためこのニュースはツッコミどころ満載といった内容でした。これでは視聴者の不安を誤って助長していまいます。

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