- 投稿日:2025/02/15
- 更新日:2025/02/15

伊勢『赤福』の姉妹品『白餅黑餅』には、このような思いと歴史がありました。
■『赤福』姉妹品『白餅黑餅』の誕生背景
・コロナ禍による休業がきっかけで、2021年に生まれた。
・当初は、感染拡大回避の為、通販のみだったが、現在は、一部店舗でも購入可能。
・コロナ禍で世の中が沈んだ気持ちになる中、少しでも前向きになれることはないか、との思いから生まれた。
■『白餅黑餅』の意味
・白=清らで洗練されたものの象徴。
・黒=生まれたての純朴なものを表している。
両者を合わせ、
「物事には影があれば光もある、これから光に向かって進んでいく」との意味が込められている。
■『白餅黑餅』の材料
・白餅=白小豆餡で作られたお餅。 赤福同様、白いんげん豆ではなく白小豆を使用。(北海道産の白餡)
・黒餅=黒砂糖味のお餅。
双方とも、赤福同様、国産の良質なもち米が使用され、砂糖も、結晶の大きさや糖度の高さなど、厳選されたものを使用。
■『赤福』と『黑餅』のつながり
300年以上前(宝永4年)に創業した際、
『赤福』は塩味の餡だったが、その後、江戸時代中頃に出回った黒砂糖が使用されるようになり、甘い『赤福』が誕生した。
この時の『赤福』が、現在の『黑餅』の原型となっている。
現在の『赤福』になったのは、1911年(明治44年)で、伊勢神宮を参拝される明治皇后のおもてなしとして、当時貴重だった白砂糖が使われて以降、その味が現在まで続いている。
■『白餅黑餅』の包装について
「天地人」をイメージしており、
白餅の白は天(雲)、黒餅の黒は地(稲穂)、
右肩にある赤福の赤いロゴは人間を表現。
天地の恵みへの感謝の気持ちが込められている。

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