- 投稿日:2025/06/30
- 更新日:2025/10/01

簿記3級、なかなか受からない…そんな方へ。
私は10年前に一度合格したものの、内容を忘れてしまい、再び挑戦することに。
ネット試験で2度落ち、3回目でようやく合格できました。
1回目:52点(第2問が0点)→2回目:68点(第3問が20点)→3回目:71点(第3問が29点)
この記事では、私が3回目で合格できた理由と勉強法を紹介します。
失敗もたくさん経験したからこそ、「ここを押さえれば合格に近づける!」というポイントが見えてきました。
ネット試験(CBT)は柔軟で便利!ただし注意点も
ネット試験のメリットは、
・自宅近くの会場で受けられる
・空きがあれば試験3日前でも予約可能
・試験3日前までなら無料で日程変更できる
私は2回目の不合格の直後に、1週間後の試験を予約し、間を空けずに再挑戦できたのが大きな助けになりました。
ただし注意点もあります。 普段Macユーザーの私は、試験会場のWindows PCで「日本語入力の切り替え方」が分からず、第3問で焦りました。
(→キーボード左上の「半角/全角」キーで切り替え可能です。不安な方は試験前にスタッフに確認を!)
勉強法はこの3つ。中でもCPAラーニングが決め手
ふくしま先生のYoutubeで基礎を固める
まずは、ふくしままさゆき先生のYoutube(第1回〜第17回)まで一通り視聴して、基礎固めを行いました。
さらに、第18回目と第24回目の総復習問題を「全問正解できるまで」繰り返し解きました。
最終的には、動画を止めずに解けるようになり、理解が曖昧なところは、再度関連講義を視聴して補強しました。
次にCPAラーニングで、ネット試験を解くテクニックを学ぶ
次に、活用したのがCPAラーニングの試験対策講義です。
柴崎先生の講義はネット試験を想定した「解き方のテクニック」が豊富で、本番でも非常に役立ちました。
具体的には、
・解く順番は「第1問→第3問→第2問」がおすすめ
・第2問に「20分以上」残すつもりで時間配分する
・第1問は勘定科目欄を先に埋め、金額は後回しに
本番では第2問に見慣れない問題が出ましたが、時間に余裕があったため、焦らず解けました。
点数が伸び悩んでいる方には、ぜひ一度CPAラーニングを試してほしいです。
隙間時間はアプリで仕分けトレーニング
通勤時間などには「簿記3級解説付き問題集」アプリを利用して、最低1日1問は仕分け問題を解くようにしていました。
1日5分でも継続することで、学習の習慣がつき、モチベーションの維持にもつながります。
「毎日やる」を続けることが、確実に力になります。
試験を振り返って、合格できた理由
第3問で満点を狙わなかった
第3問では満点を狙わず、部分点狙いで良いと割り切ったことが勝因でした。
「最後まで計算して利益を出す」ことにこだわると、第2問に時間が足りなくなるからです。
私は、20分以上を第2問に残すよう意識しました。その結果、第2問に集中でき、無事に得点できました。
CPAラーニングで第2問対策が効果的だった
柴崎先生の解き方を学んだことで、合格に大きく近づきました。
第2問の苦手意識が消えたからです。
特に「#06 第2問 勘定記入の攻略法」の動画では、簿記一巡の流れ(1年のサイクル)が解説されており、貸借対照表と損益計算書を基本から学べたことが大きかったです。
この動画で簿記の全体像が分かり、自分が今どこを学習しているのかが明確になりました。
仕分けを正確かつスピーディーに解けるように
仕分け問題を解くスピードを上げるために、ふくしま先生のYoutubeの動画(第24回の50問)を、時間内に全問正解できるようになるまで、繰り返し解きました。
仕分けスピードが上がったことで、第1問と第3問に時間を取られず、20分以上を第2問に残せました。
また、仕分け問題を繰り返し解いたことで、第3問の決算整理仕分けにも自信を持って臨むことができました。
まとめ:合格のカギは仕分けのスピード
仕分けが最も大事です。何度も同じ問題を繰り返すことで、得意になりスピードも上がります。
ポイントは、「いかに第2問に時間を残すか」。
そのために第3問は29点を目標に、部分点狙いで割り切ります。
第3問の決算整理仕分けで、分からない問題が来ても飛ばして先に進みました。
私と同じように苦戦している方がいれば、「勉強の順番」と「時間配分の戦略」を見直してみてください。きっと突破口が見えてくるはずです!
応援しています!