- 投稿日:2025/02/25

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要約
ROEは高配当株銘柄を選定する際に重要な指標ですが、高配当株投資を前提にした場合は落とし穴があるので紹介します。
少し上級編の内容になりますが読み物として余裕があれば読んでいただければと思います。
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そもそもROEとは?
ROE(Return on Equity : 自己資本利益率)とは、企業の収益性を図るための指標の一つで、株主が投資した自己資本を使ってどれだけ効率よく純利益を生み出せているかを示しています。
両学長の高配当株銘柄紹介でも必ず掲載されており、8%以上を一般的な合格基準として評価しています。(以下、高配当株マガジンチャットより抜粋)
このROEですが基本的には数値が大きいほど優秀だといわれているのですが、高配当株投資の上では数値がよくても罠銘柄である場合があるので要注意です。どういった場合に罠銘柄になりうるのか次項で説明していきます。
ROEのデュポン分析
デュポン分析とは何か
デュポン分析とは、ROEを会社の経営に生かすために収益性、効率性、財務レバレッジの3要素に分解する分析方法です。アメリカのデュポン社が開発したためこの名前で呼ばれています。具体的には以下の3つの指標に分解されます。

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