- 投稿日:2025/02/27
- 更新日:2025/10/08

本記事にアクセスいただき、ありがとうございます。
この記事では、会社の身の回りで仕事ができる人の特徴で「速くアウトプットして間違って、修正して、完遂させる」先輩をみていた気づいたことを記事にさせていただきます。
「時間をかける」より「速くアウトプットして間違う」メリット5選
1. 自分が「キュー(待ち行列)」の原因にならない
仕事の時間や納期が限られている中で、自分が仕事を長時間もっていることで後続の仕事が「待ち」になります。さらに、その後続の仕事に「待ち」が生じ、「キュー(待ち行列)」ができるようになります。その行列を自分が作ってしまわないよう、速くさばく・アウトプットする必要があります。
2. イニシャル(初期)報告・連絡が重要
プロジェクトの初期段階では、まずはスピード感を持って進めることが重要です。進捗状況を早く提示することで、チームや上司からの信頼を得たり、プロジェクトの勢いをつけることができます。そのため、まずは自身がファーストペンギンになり、チームに状況を速く提示されます。その後は正確性を追求して修正していくことで、最終的な結果(アウトプット)を良くすることも可能になります。
3. フィードバックを早く得られる
「速くて間違っている」場合でも、その結果をすぐに確認し、上司や周りの人からフィードバックを早く得ることがでます。こうすることで、誤りを早期に発見し、次にどうすべきかを素早く学べるため、成長が早くなり仕事をこなすことも速くなります。PDCAサイクルを速く短くまわしていくのです。
4.仕事を進めていることを依頼者に伝えられる
仕事を依頼した人からすると、その後の進捗がわからないのは不安になります。速く、荒々な状態でも、成果物の相談や確認が入ってくると、依頼者は「ちゃんとアウトプットを進めてくれてるんだ」という安心感を与えて、依頼者から信頼も得ることができます。たとえ、相談や確認時点での成果物が20点でも相談や確認することは、相手にとって信頼を与えることになります。
5.アイディアを提案する機会損失がなくなる
仕事のアウトプットに時間をかけすぎてしまうと、その間に「自分が考えていたアイディア」が第3者から発案されてしまい、自分のアイディアが日の目を見ない状態に陥る機会損失になってしまうので、アウトプットを速くすることでそういった他者に奪われてしまうような機会は防ぐことができます。
アウトプットを速く進めるための具体的な常套句
とはいっても、現時点で20点くらいの成果物を上司や同僚に相談するには抵抗があるし、勇気がないという方に先輩直伝の常套句(お決まりフレーズ)を紹介いたします。
例えば、先輩の場合、上司と会話する際にこのような言葉で打ち合わせをセッティングされています。
🙋「とりあえず骨子だけ作ってみました。方向性あってるか確認したいので、今週の木曜日に時間確保させてください。」
🙋「まだ荒々の状態なんですけど、必要な要素は洗い出せているか確認したいので、この日に時間調整させてください」
などの言葉を使用されています。
打ち合わせの中で、成果物の方向性や必要な要素の洗い出しを認識合わせした後、次の打ち合わせ予定日をセッティングします。
次の打合せでは、ほぼ70点以上はとれる状態が多いので、微修正だけになる場合がほとんどです。
【先輩が成果物を提出するまでのプロセスイメージ図】
まとめ
速くアウトプットを出すことのメリットは多く、実際には「充実感」や「進めている・進んでいる」という感覚をもてるので、自信にもつながっていきます。もちろん、何も考えずにアウトプットするのは間違いです。まずは、考えて、20点の状態で相談・報告する。その際には、常套句を使ってみてください。仕事のすすめる上での「型」が備わるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも参考にしていただければ幸いです。