- 投稿日:2025/02/27
- 更新日:2025/02/28

簿記の5要素とは
5要素とは「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」のことをいいます。
「資産」「負債」「純資産」については貸借対照表(B/S)、「収益」「費用」は損益計算書(P/L)の構成要素です。
簿記の学習や実務において、この5要素を正しく理解し、各取引がどの要素に影響を与えるかを把握することが、正確な会計処理の基礎となります。
資産とは
企業が所有する財産で、将来的に利益を生み出す価値を持つものです。例えば、現金、売掛金、建物、設備などが含まれます。
資産は借方の構成要素であるため、増加した場合には借方に、減少した場合には貸方に記載します。
負債とは
企業が返済や支払の義務を負う金額。短期的な支払義務である流動負債(買掛金など)と、長期的な支払義務である固定負債(社債など)に分類されます。
負債は貸方の構成要素であるため、増加した場合には貸方に、減少した場合には借方に記載します。
純資産(資本)とは
資産から負債を差し引いた残りの部分で、企業の正味の価値を表します。資本金、利益剰余金などが含まれます。
純資産は貸方の構成要素であるため、増加した場合には貸方に、減少した場合には借方に記載します。

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