- 投稿日:2025/03/01

この記事は約2分で読めます
要約
理科実験中の事故で児童が火傷を負い、先生が刑事責任を問われた事例を解説。単なるミスではなく、重大な過失と認定されると、損害賠償に加えて刑事罰も科される可能性があるため、慎重な対応が求められる。
【第3回】先生が刑事責任を問われるケース
📝 今回の記事でわかること
🌀先生が「犯罪」として責任を問われたケースとは?
🌀理科の実験事故で有罪になった事例
お金では済まなくなることも…
2023年 群馬県 沼田市
理科の実験中に6年生の児童4人がやけどの重軽傷を負った。
教諭は葉の色素を抜く実験で植物性のエタノールを使うところを工業用メタノールを使い、さらにビーカーをコンロで加熱。一斗缶(18リットル)からメタノールを注いだ際にこぼれて引火した。児童4人のうち3人は回復し、1人は通院しながら通学している。
リンク先の記事では、「書類送検」と示されていますが、裁判では「危険な行為」と判断され、先生は禁錮3年・執行猶予5年の有罪判決を受けたことが別の記事で明らかになっています。
こうなると、保険で備えるとか、大損失どころの騒ぎではありませんね。
教員のみなさんは、日々業務で大変ではありますが、安全管理義務を守ることが、資産だけでなく身の安全を守ることの大切さにつながりますね。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください