- 投稿日:2025/03/02

あらためて、『預金』『貯金』『貯蓄』を
復習してみました。
■預金 都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、信託銀行、商工組合中央金庫、ネット銀行などにお金を預ける商品。
普通預金や定期預金、積立預金、当座預金、通知預金、納税準備預金、譲渡性預金(CD)、外貨預金などがある。
■貯金
ゆうちょ銀行(郵便局)、農業協同組合、漁業協同組合などにお金を預ける商品
利用面で、預金と実質的な違いはないが、
自宅での貯金箱、タンス貯金も含まれる。
■貯蓄
預金、貯金にとどまらず、金銭以外の形を持つ金融資産(株式、債券、保険など)を意味する。
■そもそも何故『預金』『貯金』を区別しているのか。
⇒それぞれの事業の根拠となる法律の文言に違いがある為。
※但し、現在は,民営化されたゆうちょ銀行の貯金についても,法律上は預金として扱われることになっている。
・銀行法、信用金庫法=預金
・郵便貯金法、農業協同組合法=貯金
■『預金』『貯金』が生まれた背景
・預金
渋沢栄一氏が銀行業を開始した際、
英語の「deposit」を「預金」と訳したのが始まり。商人がビジネス目的で利用することを想定していた。
・貯金
前島密氏が「郵便貯金制度」を開始し、
イギリスの郵便局で使われていた「savings」を「貯金」と訳したのが始まり。庶民の利用を想定していた。

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