- 投稿日:2025/03/04
- 更新日:2025/03/06

はじめに
この噺は、いっきょう家の落語。いっきょう家の中で起こった「転機」と「区切り」の噺ですねん。落語仕立てで、おもろく読んでもろたらうれしいで。
👤 登場人物
【喜六】 のんびりした怯け者。いつも他人任せで自分から行動しない。
【清やん】 判断力と精神的な自立度が高いツッコミ専門。喜六のおとぼけに手を焼きながらも面倒を見る好人。
✨ 序:導入
🤓 喜六 「清やん、わてなぁ、今日はしみじみした気分やねん」
👨🏻🎓 清やん 「めずらしうございますな、いつも酒のことしか考えてへんのに」
🤓 喜六 「今日な、息子が高校卒業しよってん。これで一区切りやなぁ、思て……」
👨🏻🎓 清やん 「ほぉ、それはめでたいこっちゃ。で、一区切りつけて、次は何を?」
🤓 喜六 「そやな……わての人生にも、そろそろ転機が来るんやないか思て待ってるとこや」
👨🏻🎓 清やん 「ほぉ、転機待ちでっか。で、どのくらい待とるんで?」
🤓 喜六 「そやな、もう 20 年ほど……」

続きは、リベシティにログインしてからお読みください