- 投稿日:2025/03/17
- 更新日:2025/10/07
こんにちわ(・ω・)ノ
今回も、前回に引き続きみなさんが今よりも良い人間関係を築くための方法を話していきたいと思います。
前回を見ていない人の為に、前回の内容の概要を紹介しますと
「話上手ってそもそも何?」
「聞き上手は話し上手な人」
「みんな自分の話を聞いて欲しい」
「自分が話したい時でも、まずは相手の話を聞いてあげてから話す」
「相手の気持ちを理解し大切にしてあげる」
「不仲も解消できる糸口にできる」
などなどについて一つずつ深堀りして紹介しています。
前回の話が気になる人はまずそちらを見てから今回を見ていただくと
より良く今回の話しを理解できるかもしれません。
今回は、話し上手に近づくために「傾聴」という技術について紹介し
より「聞き上手」に
より「良い人間関係を築ける」ような話をしていきたいと思います。
それでは、いってみましょう。
※ 今回も「人間関係に役経つ傾聴」という本を参考資料として活用していきます。
”聞き上手”は話し上手「傾聴」という技術を使う
まず、「傾聴」とは?
傾聴とは、相手の話に対して深く丁寧に耳を傾け、共感を示しながら内容を理解し受け止めるコミュニケーション技術です。
「相手の気持ちになって共感し、その理解を言葉で返す」
これだけ見ると「簡単じゃん」と思いますが奥が深いので紹介していきます。
話し手に「教えてもらう」という気持ちで聞く
傾聴では、話し手が「先生」です。
話し手の感情や考えを教えてもらうのです。
このときに、わかっているつもりで聞いてはいけません。
話し手にとってどうゆう感情で話しているのかというのを教えてもらおう。理解しようという気持ちで聞きます。
一般的に悲しい出来事が起きた場合でも
話し手によっては実は悲しくない人もいるでしょう。
嬉しい話かな?と思ったら嫌な話かもしれません。
自分の価値観は横に置いておいて、話し手がどのような感情で話しているのかをよく「教えて」もらいましょう
友人との会話でのすれ違い

相手に寄り添わない会話
A:「聞いてよ!実は転職先が決まったんだ!」
B:「へーそうなんだ。おめでとう。」
A:「ありがとう!ずっとやりたかった業界に行けることになって嬉しいんだ!」
B:「そうなんだ。給料は上がるの?」
A:「給料は少し下がっちゃうんだけど、自分のやりたい事で働けると思ってすごいワクワクしてるんだよね!」
B:「給料が上がる見込みはあるの?」
A:「自分の頑張りしだいでは上がると思うけど、前の職場は自分のしたくない事だったから給料が下がったって本当に全然後悔はしていないよ!」
B:「まぁどんな職場もしたくないことはあると思うから、頑張って」
A:「・・・そうだね。頑張るよ」
どうですか・・・?
Aさんは自分の転職した喜びを共に分かち合って欲しくて話した内容も
相手の気持ちに寄り添わず話すと、なんとも心のない会話になってしまいます。
意外と男性の中では、現実ばかりに目を向けてこうゆう会話をしてしまう人もしばしばいるのではないでしょうか?
この場合は、相手の「嬉しい」という「感情」に同調して聞くと会話も盛り上がりますし、相手の言いたかった事も聞き取れます。
どんな人も「自分の話を聞いて欲しい」という気持ちを常に持っています。
話し始めたということは、相手が「どんなことがあって」「こんな感情なんだ」というのを伝えたいということ
なのであなたも相手の「感情に寄り添い」話を聞いてあげましょう。
寄り添うとこんな会話になります。
A:「聞いてよ!実は転職先が決まったんだ!」
B:「え!すごいじゃん!おめでとう!」
A:「ありがとう!ずっとやりたかった業界に行けることになって嬉しいんだ!」
B:「それめっちゃ良いね!ずっと転職活動頑張ってたもんね!どんな仕事するの?」
A:「○○業界で、前から興味のあった分野の仕事ができるんだ!」
B:「いいね!すごくAに合ってそう!」
A:「そうなんだよ!もちろん慣れるまでは大変だろうけど、楽しみの方が大きいかな!」
B:「うんうん!最初は大変でもやりたい事なら乗り越えられそうだよね!」
A:「そうそう!それに職場の雰囲気も良くて安心してる。」
B:「それは、最高じゃん!よかったね!」
A:「うん、本当に嬉しい!」
B:「これはお祝いしなきゃね!近々ご飯でも行こうよ!」
A:「ぜひぜひ!」
この会話は、Aの気持ちに寄り添い、喜びを共有しながら話を広げることで
Aは「ちゃんと聞いてもらえた」「自分の気持ちをわかってくれた」と感じポジティブな会話に発展していきます。
見ていても安心して、気持ちよく見れますよね。
まずは、相手の感情を理解し
「嬉しい」のか「悲しい」のか「怒っている」のか「心配」なのか「自慢したい」だけなのか
相手の「表情」「感情」「身振り」をよく観察しながら、相手の伝えたいことを「教えてもらいましょう」
夫婦(パートナー)との会話でのすれ違い
すれ違う夫婦の会話の例
妻:「最近、帰りが遅い日多くない?」
夫:「え?そんなことないと思うけど」
妻:「いや、先週も何回か遅かったし、昨日も22時過ぎてたよね?」
夫:「だから、忙しいんだって。好きで遅くなってるわけじゃないよ」
妻:「私だって、子供の世話とか色々やってるのに、一人で全部抱えてる気がするんだけど」
夫:「なんでそんな話になるの?俺だって働いているんだから仕方ないでしょ?」
妻:「私は責めてるんじゃなくて、もう少し家の事にも目を向けて欲しいだけなのに・・・」
夫:「じゃあ、どうしろっていうの?仕事減らせって事?」
妻:「そうゆうことじゃなくて・・・せめて遅くなるなら一言連絡してくれるとか・・・」
夫:「そんな細かいこと気にしなくても良くない?」
妻:「細かいことじゃないよ!私だって待ってるんだから!」
夫:「もういいよ、なんでそんなに怒るのかわからない。」
妻:「私の気持ち全然分かろうとしてくれないよね!」
パートナーとの会話では相手の思っていることと、自分の思っていることの多少のズレがあるだけでも喧嘩に発展してしまう事もしばしばありますよね・・・
「自分の思っている事」と「相手の思っている事」の多少のズレが生じた場合
まずは、相手の「思い」を聞きましょう。
相手が何を伝えたかったのかを聞いてからでも、あなたの言いたい事を主張できます。
相手の話を全部聞かずに途中で「いや、こうゆう時はこうするもんでしょ?」
なんて自分ルールが世界ルールの様に相手に主張してしまうと喧嘩勃発間違いなしです。
「自分の言っていることが絶対に正しい!」というそうゆう気持ちを
一旦横に置いといて、「相手のに寄り添い、相手の思いを受け入れる」と喧嘩に発展することは激減すると思います。
では、相手に寄り添った夫婦の会話を見てみましょう。
妻:「最近、帰りが遅い日多くない?」
夫:「うん・・・ちょっと仕事が立て込んでて、なかなか早く帰れなくてごめん。」
妻:「そっか・・・忙しいのは分かるんだけど、やっぱり遅いと心配になるし、ちょっと寂しいかな。」
夫:「そうだよね・・。家のこと任せっきりになっちゃってるし、負担かけてるよね。」
妻:「うん・・。特に子供の寝かしつけるときに、一緒にいてくれたら助かるなって思って。」
夫:「そうだね。寝かしつけの時間には間に合うように、少しでも早く帰れるように調整してみるよ。」
妻:「本当?無理しすぎなくていいけど、少しでもそうしてくれたら嬉しいな。」
夫:「もちろん!でも、どうしても遅くなる日があるから、その時はちゃんと連絡するようにするね。」
妻:「うん、それだけでも全然違うよ!ありがとう。」
夫:「こちらこそ、心配かけてごめんね。いつも家のことやってくれて本当に助かっているよ。」
妻:「ううん。お互いに支え合えたらいいなって思うから。」
夫:「うん、これからも気をつけるよ!」
どうでしょうか?
相手に寄り添い、相手の気持ちを理解しようとして会話すると建設的な会話ができます。
この初めの「悪い例」も、いつだって「良い例」の方に変えていけます。
少しだけの心の変化でみなさんも常に良い関係をいつからでも築けます。
家庭内では疲れている時、相手も疲れているのです。
自分だけが大変だと思わないでください。
この例文の「夫」も、家族の為に一生懸命働いています。
自分を犠牲にして「家族の為に」と一生懸命仕事をこなしています。
「妻」の方も、帰りの遅い夫の身体が心配です。
自分も家事・育児に毎日大変です。休まる暇はないのです。
この時、「相手を思いやる気持ちを一番」に会話をすると喧嘩になんか発展しないはずです。
自分の主張をする前に、相手の話を傾聴しましょう。
みんな実践できます。
「傾聴」という技術に関して初めて触れた方にはもっともっと「傾聴」という技術を学んでもらいたいと思います。
意外と本を読むだけでも、すごく為になります。
「傾聴のすべてを理解してくれ」というわけではありません。
世の中には、「こんな技術もあるんだよ」ということを知って欲しかったのです。
「傾聴」についてまだ一割程度しか説明できていないでしょう。
気になる方はぜひ「人間関係に役立つ傾聴」という本を見てみて欲しいです。
普段の会話から常に相手の気持ち・感情を聞こう聞こうとすると疲れてしまいます。
ですが、自分の周りに「困っている人」、「悩んでいる人」、「元気がない人」が現れた場合に「傾聴」という技術は絶大な効果を発揮してくれると思います。
夫婦・友人との会話でも、今日は「傾聴」しよういう気持ちで話してみて下さい。
きっと普段では聞けない内容まで話してくれると思います。
自分も、夫婦の会話が一段と楽しくなったと感じます。
もっともっと詳しく説明したいのですが、私の説明はここまでとします。
「傾聴」という技術があるというところまでの普及でした。
知ってもらえただけでも成功です!
ここまで閲覧ありがとうございました!ではまた!