- 投稿日:2025/03/14
- 更新日:2025/03/14

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要約
資産運用をはじめるとき、どうしても損が怖いという気持ちになっていませんか?
実はこれ、人間誰しも抱く感情です。
しかし、その原因を知り、対策を立てる事で合理的な選択をしやすくすることができます。
この記事で、さっそく学んでいきましょう。
はじめに
「投資で損をするのが怖い…」そんな気持ち、ありませんか?
例えば、株価が少し上がるとすぐに利益確定してしまうのに、下がったときは「まだ戻るかも」と思って持ち続ける。そんな経験はないでしょうか?
なぜ私たちは合理的に考えられないのか?
その理由を解き明かしてくれるのが「プロスペクト理論」です。
プロスペクト理論とは?
プロスペクト理論は、心理学者のダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーによって提唱された行動経済学の概念です。
従来の経済学では、人は常に合理的な判断をすると考えられていました。しかし、実際には私たちは感情に左右され、非合理的な選択をすることが多いのです。
この理論では、「人は損失を利益よりも強く感じる」という特徴を持っていることが示されています。
人は「損」を大きく感じる生き物
たとえば、次のような状況を考えてみましょう。
A: 確実に100万円をもらえる
B: 50%の確率で200万円をもらえるが、50%の確率で何ももらえない

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