- 投稿日:2025/03/15
- 更新日:2025/09/29

『砂糖断ち』で変わった生活――3ヶ月続けて実感した効果と継続のコツ 「砂糖断ち」を始めて3ヶ月が経ちました。最初は「本当に続けられるのか?」と半信半疑でしたが、意外にも継続でき、体調や生活にさまざまな変化がありました。もちろん、途中で甘いものを口にする機会もありましたが、その経験を通じて、砂糖との付き合い方を見直すことができたと思います。今回は、私が3ヶ月間の「砂糖断ち」で得た気付きや、継続するために工夫したことをまとめました。「砂糖を控えたい」「健康的な食生活を目指したい」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
『砂糖断ち』を継続するためにしたこと
砂糖断ちは一時的なダイエットではなく、健康的な生活習慣を身につけるための取り組みです。そのため、無理なく継続できる工夫が重要になります。
サンクコスト効果とは、何かに時間や労力、金銭を投資すると、それを無駄にしたくない心理が働き、継続しやすくなる現象です。『砂糖断ち』を始めた際に「今やめたら、これまでの努力がもったいない」と自分に言い聞かせることで、自然と続けやすくなりました。
完全な食事制限はストレスにつながり、長続きしません。そのため、砂糖を控える一方で、フルーツやナッツ類など健康的な間食を摂ることで、満足感を得ながら継続できるようにしました。特に、ヨーグルトと組み合わせることで、自然な甘みを楽しみながら無理なく続けることができました。
高純度に精製された砂糖を摂りすぎると、血糖値の急激な変化(血糖値スパイク)を引き起こし、肥満や糖尿病、脂肪肝、虫歯のリスクを高めるだけでなく、不安感やイライラの原因にもなります。これらの悪影響を常に意識し、健康へのメリットを考えることで、砂糖断ちを続けるモチベーションを維持しました。
『砂糖断ち』して変わったこと
実際に砂糖断ちを続けてみると、身体や生活にさまざまな変化が現れました。
砂糖を控えることで、味覚が敏感になり、フルーツや炊きたてのご飯、お茶など本来の甘みを強く感じるようになりました。これは、砂糖によって麻痺していた味覚が正常に戻った証拠だと感じています。
以前はコーヒーを飲んでも眠気を感じていましたが、砂糖を控えることでカフェインの効果をしっかり実感できるようになりました。これは、血糖値の乱高下による眠気が減ったためだと考えられます。
「甘いものを食べたい」と考える時間が減ることで、余計なことに意識を向けることが少なくなり、結果的に日常の作業効率が向上しました。無駄な買いだめや健康に対する罪悪感を持つこともなくなり、より生産的に過ごせるようになりました。
甘いものを食べていた頃は、夕食後に強い眠気に襲われ、うたた寝をしてしまうことがありました。しかし、砂糖断ちを続けることで睡眠の質が向上し、翌日の疲れが軽くなりました。
甘いものを控えることで、食後のデザートが不要になり、自然と腹八分目で食事を終えられるようになりました。結果的に、食べすぎを防ぐことができ、体調管理がしやすくなりました。
コンビニでの買い物やお菓子の買いだめをしなくなったことで、余計な出費が減りました。実際にコンビニの商品を見てみると、砂糖や合成甘味料が含まれていない食品は非常に少ないことに気づきました。😆
『砂糖断ち』を一時中断してみるとどうなるのか?
砂糖断ちがどのくらい習慣になったのか、一度試してみるために、以前のようにチョコレートなどのお菓子を買って食べてみました。
甘いものを食べたい欲求は完全にはなくなっていなかった。
一度食べると「美味しい」と感じ、2つ、3つと続けて食べてしまった。
この経験から、高濃度に精製された砂糖には常習性があることを改めて実感しました。
現在の状況は?
現在は「過度に甘いものを避ける」ことを意識しながら生活しています。
家庭では白砂糖をほとんど使わず、てんさい糖や黒砂糖を活用。
知り合いが作ってくれた手作りの甘味はありがたく頂く。
最も重要なのは「合成甘味料」や「高度に精製された砂糖」を避けること。これを意識しながら、健康的な生活を続けています。