- 投稿日:2025/03/27
- 更新日:2025/11/04
第1章 どうして目標達成できない人が多いのか?
・脳は現状維持が大好き
何もしないでいると「望んでいる状態」よりも「慣れ親しんだ現状」を維持しようとする。この慣れ親しんだ空間のことをコンフォートゾーンと呼ぶ。
例えば、「通勤の満員電車」と「運転手つきのリムジン」。
普通に考えたら、「運転手付きのリムジンが快適に決まっていますが、毎日満員電車に揺られていて通勤している人の脳にとっては「通勤の満員電車」が快適な場所になります。
「通勤の満員電車」を快適と思い、コンフォートゾーンにしてしまうと変えることはかなり難しくなります。
第2章 ゴールドビジョンで現状を超えて突き抜ける
・世界企業は必ずゴールドビジョンを持っている
Google社のビジョンは「ワンクリックで世界中の情報へのアクセスを可能にする世界」です。今となれば当たり前に聞こえるこのビジョンですが、Google以前に、そのような世界が見えていた人がいったいどれだけいたでしょうか。
→低いゴールよりも明らかに現状の外のある目標を立てることが大切。
例えば、TOEICで400点であれば、900点を取ると決める。
年収400万の人であれば、年収5000万を稼ぐと決める。
脳は現状維持が大好きです。現状を少し超えた程度のゴールであれば、脳にとっては現状の1部しか感じられませんので、このままで大丈夫だなと判断しゴールを達成するためのエネルギーが生まれず、行動ができず、結果としてゴールが実現しないということになりがちです。
重要なことは、『脳が「今のままではゴールを実現できない」』と無意識に考えることです。「稼ぎたい」「売りたい」と思えば思うほどそれができなくなるのは、無意識くんが「稼いでいない」「売れていない」状態をコンフォートゾーンと認識しているからです。「稼いでいる状態が当たり前」「売れている状態が当たり前」と無意識くんが思えるようにすれば、「今の状態は自分らしくない」と考え、稼いでいる・売れている自分になるためにどうすればいいかと考えるようになり目標に対して強いエネルギーを生むことが可能になります。
第3章 ゴール設定に必要な3つのこと
1.「すごい軸」で考える
現状の外側にゴールを設定する
→「数」を大きくする。
目指す金額や資産を1桁あるいは2桁大きくすることをイメージしていただくといいかと思います。
2.「やりたい軸」で考える
心からやりたいことを中心に毎日を送ることを心に決め、現状の外側にゴール設定
※やりたいことだけをやりましょうというわけではなく、毎日少しづつ自分がやりたいことに費やす時間を増やしていきましょう。
3.「たくさん軸」で考える
たくさんのゴールを設定する。
ゴール=仕事ではなく、人生を豊かにするには仕事以外の部分でのゴール設定も大切になります。
→職業・家族・趣味・友人・健康・教養・ファイナンス・社会貢献など最低8個はゴールを設定しましょう。
第4章 ゴールドビジョンを実現するために欠かせないこと
1.未来を視る力
「未来を視る力」とは、ゴールを見る+感じる力です
ゴールを見るとは、未来から逆算をして考えることです。
目標を立てるときにどうしても過去の経験や出来事を踏まえて目標を決めることは多いかと思います。しかし、過去を理解をしてもそれが未来につながることはありません。重要なのは、「どんな自分になりたいか」という未来の自分の姿です。「未来の自分」を軸に考えていくことで「過去」はそれほど大事ではなかったとわかってくるものです。
ゴールは、必ず「現在形」で書く。
「~になりたい」ではなく、「~である」「~している」と書く。
例えば、「世界を飛び回って仕事をしたい」
→「私は世界を飛びまわって仕事をしている」と現在形で書く。
感じる力とは、成功した時の感情を取り出すことです。
ゴールの世界をイメージして、さらに感情をのせていくことです。
例えば、大きなプロジェクトで成功させるというゴールがあるとします。
ゴールの世界に自分がいる時、どんな気持ちになっているかを想像してみましょう。感情を想像することで未来の自分の姿がより具体的に見えてきます。
2.自分を信じる力
自分を信じる力とは、「自分のゴールを達成できるという自己の能力に対する自己評価」です。自分ならできる!と心から確信することです。
大事なことは「自分ならできる!」と心から確信することです。
「心から確信する」とは、自分が高いゴールを達成する能力を持っていると1%も疑いなく信じ切っている状態です。
3.人を巻き込み動かす力
大きなことを成し遂げるには、必ず協力者が必要になります。
ゴールドビジョンの実現のためには、意識して人の力を借りて、大きなエネルギーを生み出していくことが重要になります。
ゴールを実現するためには、ゴール実現を特に応援してくれる人が、できれば7~10人くらいは必要です。緩やかに応援してくれる人も20~30人くらいは必要になります。