- 投稿日:2025/04/13
- 更新日:2025/09/10

1、稼ぐ力がゼロだった時代
今から10年ほど前、時給800円でデータ入力の仕事をしていました。しかしある時、その職場の上司から「良い所は一つも無い」と言われ、雇止め(実質解雇)されました。
その地域の当時の最低賃金は時給換算で780円。退職後は最低賃金すらまともに稼げない自分に愕然とし、自己肯定感は全く無い状態でした。
私が常々考えていた「良い所が一つも無い人はいない」という事が、まさか一番身近な自分自身には当てはまらなかったという事が分かり、私の存在そのものや人格を否定された気がして大きなショックを受けました。
新しい仕事を探そうにも「良い所が1つも無い自分に一体何が出来るのだろうか?」や「誰からも必要とされていない自分には生きる価値が有るのか?」などと悶々とし、事務の仕事に就いても長続きせず、ただ時間だけが過ぎていました。
日商簿記1級や社会保険労務士(この時期に試験合格し、社労士会に登録区分「その他」で登録)等の資格を持っていましたが、これらの資格を活かせる仕事も見つかりませんでした。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください