- 投稿日:2025/04/20

先日、退院の景気づけに、
お寿司(スーパーのパック寿司ですが(笑))を
買いました。
長年生きてきて、お寿司とガリの組み合わせに何の疑問も持たずにいましたが、
あらためて、何故、お寿司とガリ? と思い、深堀してみました。
■そもそもガリとは
・生姜を薄切りにして甘酢で漬け込んだもの。
・名前の由来は、「ガリガリ」という食感から来ているらしい。
■ガリの役割(お寿司とセットとなる理由の一端)
・食中毒予防
⇒生姜に含まれる「ジンゲロール」に殺菌作用があり、食中毒を予防する効果が期待できる
・口直し
⇒味の濃い魚などを食べた後、魚の生臭さを消す効果がある。
・味覚のリセット
⇒上記にも通じるが、異なる種類の寿司を食べる際に、ガリを挟むことで、それぞれの味をあらたに楽しめる。
・消化の助け
⇒ガリの酸味が寿司の味を引き立て、且つ、消化を助ける。
・身体を温める
⇒ショウガには体を温める効用がある。
■お寿司とガリのセットはいつから?
⇒江戸時代からとされている。
寿司それぞれの風味を引き立てるだけにとどまらず、食中毒を防ぐ目的もあった。
■ガリの成分など
・原料はショウガ。その他、食塩、醸造酢、甘味料、調味料、保存料、着色料など。
■ショウガの成分
・ジンゲロール、ショウガオール
⇒殺菌、抗炎症、血行促進作用
・ジンゲロール
⇒末梢血管を開いて血流をよくする
・ショウガオール
⇒ショウガを加熱・乾燥させると生成され、血行促進作用がある
・シネオール
⇒精神を落ち着かせ、リラックスさせる香り成分
外国人観光客がお寿司を召しあがることも増えていると思います。
機会があれば、お寿司とガリの関係について、説明してみたいです。
最後までありがとうございました。

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