• 投稿日:2025/04/20
  • 更新日:2025/09/29
【ChatGPTに聞く】我が家に合った地震対策がわかる!AI活用法を紹介

【ChatGPTに聞く】我が家に合った地震対策がわかる!AI活用法を紹介

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わかめ@副業webライター

わかめ@副業webライター

この記事は約8分で読めます
要約
地震や洪水の不安は尽きませんが、ChatGPTを使えば家族構成や生活環境に合わせた防災対策を整理できます。質問に答えるだけで現状と優先順位が見える化され、備蓄や避難計画もスムーズに行動に移せます。年々高まる不安に対して、効率的かつ実践的に備えていきましょう。

・地震のニュースを見るたびに不安になる
・備えた方がいいものを調べるばかりで結局何もできていない
・我が家の場合は何を備えればいいの?

南海トラフ発生確率変更のニュースや、地震を予言した本が話題になるなど地震に関する不安が解消されることはありません

両学長も、地震保険や災害対策についてたびたび学長の考えを発信してくださっています。
▶︎学長マガジンチャット:災害から資産を守ろう
▶︎学長マガジンチャット:地震保険の補償額っていくら?

家族構成や生活環境によって、必要な備えが変わる防災対策。この記事では、Chat GPTを使って「わが家に必要な防災対策」を簡単に調べる方法を紹介します。今まで進んでいなかった防災対策も、具体的な対策の優先順位がわかります

ChatGPTを使って、家族構成や生活環境にあった防災対策を簡単に調べられます。5〜10分のスキマ時間を有効に使って、取り組むべき防災対策を調べましょう。

吹き出し.png1. 防災対策を確認するプロンプト

早速ChatGPTを使って、ご家庭に合った防災対策を確認しましょう。
次の文章をコピペして貼り付けるだけです。

あなたは我が家の防災士です。我が家の防災対策をしてください。対策のために必要な質問があれば一問一答でお願いします。

ChatGPTに入力して送信

入力により、防災対策をする上で必要な情報を、一問一答形式で答えるようになります。

2.ChatGPTの一問一答で現状を伝える

1.のプロンプトを入力すると以下のような返答があります。

了解しました。
では、一問ずつお聞きしますね。
まず最初に____

ChatGPTからの返答

この後一問ずつ聞かれては答える作業が進みます。
返答の仕方により、質問の総数に違いがあります。
私の場合は、質問は全文で10問。返答時間は5分程でした。

①住居に関すること
②家族構成(ペットも)
③平日の昼間家にいるのは誰か
(家族それぞれの所在)
④自宅周辺の災害リスクについて
・ハザードマップを確認したことがあるか
⑤食べ物・飲み物の備蓄状況
⑥非常持ち出し袋の準備があるか
⑦避難場所を知っているか
⑧家族で災害時の連絡方法を決めているか
⑨車を持っているか、避難に使うことを想定しているか
⑩防災対策をしたいと思ったきっかけは何か

ChatGPTからの一問一答

質問は、答えやすいように”返答例”も一緒についています。よりスピーディーに回答できます。

3.ChatGPTで現状を整理

答えた内容をもとに、現状が整理されます
以下はわが家の場合です。

・住まい:戸建て
・家族構成:夫婦+小学生2人
・災害リスク:洪水リスクあり、地震(南海トラフ)にも備える必要あり
・備蓄:水・食料は3日分程度あり
・防災グッズ:一部のみ
・非常持ち出し袋:大人用・子ども用共に数年前に用意
・避難場所:地区で決定済み
・連絡方法:家族で話し合い済み
・車:避難に利用予定、ガソリンは半分にしない習慣あり

ChatGPTの現状まとめ

答えた内容がシンプルにまとまりました。現状を見ただけでも、次のように頭の中で整理できました。
nouhau2.png我が家の場合は、警戒する自然災害のリスクは、洪水と地震。発生時の避難場所と連絡手段は話し合いができている。手段の可能性にもなるガソリンの備えもある。
元々頭ではわかっていても、視覚的に表示されると情報もまとまりやすいです。

4.優先して取り組むべき防災対策を確認

現状のまとめに続けて、優先して取り組むべき防災対策もChatGPTが表示してくれました。我が家の場合は以下のとおりです。

①備蓄の拡充
👉目標は「最低3日間、できれば7日間」
・水:1人1日3ℓ×4人×7日=84ℓ
・食料:レトルトや缶詰、子どもが食べやすいものを追加
②非常持ち出し袋の更新と子ども用準備
👉中身を点検し、賞味期限切れやサイズが合わないものを交換
👉子ども用(軽量・防寒着・お菓子・安心グッズ)を用意
③洪水対策
👉家の2階に最低限の備蓄を移動しておく
👉家族で「垂直避難」のシミュレーションをしておく
④情報収集手段の確保
👉手回しラジオ・モバイルバッテリーを追加
👉災害時にSNSや自治体の防災アプリを確認できるように設定
⑤家族の避難行動シミュレーション
👉学校にいる子どもを迎えに行くルートを確保
👉洪水時はどのタイミングで車を使わない決断をするかを話し合っておく

ChatGPTの優先して取り組むべき防災対策

備える飲料水の目安を念の為確認しましたが、国が推奨している量と一致しました。» 農林水産省:大事な水、どうやって備えますか?(外部サイト)
安心してChatGPTの情報をもとにした取り組みに進めそうですね。

5.取り組むべき防災対策の進め方を相談する

取り組むべき防災対策がわかったあとは、実際の進め方です。
ここからは、皆さんが進めやすいようにChatGPTに投げてもらえば具体的な行動まで表示してくれます。

nouhau3.png投げかけや質問によって、どんどん具体策を出してくれるので、時間がある時に進めていくといいですね。

6.1週間に1項目ずつ取り組む|計画作成の仕方

ChatGPTで出した防災対策は、いつやるか、何からやるか、どうやるかまで具体的になると行動につながりやすくなります。

私の場合は、「1週間に1項目ずつならできそう」と思ったので、行動計画もChatGPTに作ってもらいました。

(優先して取り組むべき防災対策の返答として)
10月から対策を始めたい。以下の条件でまずは行動計画を出して。
・2025年10月からの行動計画をカレンダー形式に
・週末に1項目ずつ
・取り組み順は優先順位の高い順に

ChatGPTへの投げかけ

Chat GPTの返答は以下のとおりです。

📅 2025年10月〜防災行動計画(週末1つずつ)10月10/4(土)〜5(日):水と食料の備蓄を7日分へ増やす(まずは追加購入)
10/11(土)〜12(日):非常持ち出し袋(大人用)を点検・中身を更新
10/18(土)〜19(日):子ども用の非常持ち出し袋を新しく準備
10/25(土)〜26(日):2階に最低限の備蓄を移動(洪水時の垂直避難対策)
11月11/1(土)〜2(日):家族で垂直避難シミュレーション(洪水想定)
11/8(土)〜9(日):情報収集手段を整える(手回しラジオ・モバイルバッテリー購入)
11/15(土)〜16(日):スマホに自治体の防災アプリをインストール&通知設定
11/22(土)〜23(日):避難所までの徒歩ルートを家族で確認(実際に歩いてみる)
11/29(土)〜30(日):学校〜自宅の迎えルートを確認
12月12/6(土)〜7(日):家族の役割分担を決める(誰が荷物を持つか、子ども対応など)
12/13(土)〜14(日):洪水時に「車を使わない判断」をする基準を話し合う
12/20(土)〜21(日):家具の固定(転倒防止金具やストッパーを設置)
12/27(土)〜28(日):窓ガラスの飛散防止フィルムを貼る

ChatGPT防災行動計画

1週間ごとに行う具体的な行動計画ができました。順番を変更したい場合は、「〇〇と△△を入れ替えて」で変更できます。

行動計画を、さらに「カレンダー形式で表示して」お願いしましたが、フォントが埋め込めないようで上手く表示できませんでした。ただし、Excelは対応可能で、チェックリスト(Excel表)が作れました。印刷できるデータまで作成できるので、冷蔵庫に貼ってチェックしながら取り組めます

7.項目ごとの細かい取り組みもChatGPTで具体化

各項目の取り組みもChatGPTで具体的な行動がわかります。
例えば、以下について取り組みます。

10/4(土)〜5(日):水と食料の備蓄を7日分へ増やす(まずは追加購入)

今日は、水と食料の備蓄を7日分へ増やす(まずは追加購入)をやります。何をすればいいですか?返答に必要な質問があれば一つずつしてください。

ChatGPTへの投げかけ

一つずつ質問してください、と投げかけている理由は、私がその方が答えやすいからです。これを入れないと、質問が一気に箇条書きで表示されるためです。

ChatGPTからの返答

素晴らしい行動です✨では「水と食料の備蓄を7日分に増やす」ために、まず現状を正しく把握しましょう。最初の質問です。💧 現在、おうちにある飲料水(ペットボトルやウォーターサーバーなど)は、合計でどれくらいありますか?(例:2ℓ×6本=12ℓ、500ml×24本=12ℓ など)

ChatGPTからの返答

このように質問してくれるので、一つひとつ答えていくとそれぞれの状況にあった行動に進めます

おまけ
備蓄については、東京防災の備蓄ナビもぜひ利用してみてください。
案内に従って家族構成などを答えるだけで、3日分の備蓄品をリスト化してくれます。一つひとつの備蓄品がネット通販サイト(Yahoo!ショッピング、Rakuten、Amazon)までつながっているので、その場で購入に進めて便利です。» 東京備蓄ナビ(外部サイト)

8. あれもこれもの防災対策もChatGPTで整理して行動まで落とし込める

ノウハウ4.png防災対策はChatGPTの活用で、より自分の状況にあった対策を簡単が分かります。”プロンプト”と言われると、難しい気がして使用をためらってしまいがちです。ChatGPTは、日常会話を投げかけるだけでも十分心強い味方になってくれます。

地震、災害に関する情報は不安が高まります。感情に基づいた行動をとる前に、ChatGPTを使って実践的で必要な防災対策を行っていきましょう。

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