- 投稿日:2025/04/25
- 更新日:2025/05/03
.png)
「トランプ関税」などで 関税の話題が世間を騒がせています。株価や物の流れ・実際のお仕事で困っていらっしゃる方も多いと思います。しかし日本を含む多くの国々で関税の撤廃・削減が進んでいることをご存知ですか。
例えば、アジア圏では、以下の15カ国が参加する
「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」が、2022年1月1日に発効しました。
ASEAN10か国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)
日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド
RCEPは、世界のGDP・貿易総額・人口の約3割を占める、非常にスケールの大きな協定です。特に、日本、中国、韓国がそろって参加した初のFTAとしても注目されています。
では、これがどのような影響をもたらすのでしょうか?
たとえば、日本酒の輸出を例に見てみましょう。
従来、中国に日本酒を1000万円分輸出すると、約40%の関税(=400万円)が中国側の輸入者にかかっていました。
しかし、RCEPに基づき、段階的に関税が削減され、21年目には関税が完全に撤廃されます。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください