- 投稿日:2025/05/13
- 更新日:2025/11/12
1.はじめてのChatGPT体験は、突然やってきた
先日、私の小2の息子がはじめてChatGPTを使いました。
私自身は日常的にChatGPTを使っていて、悩み相談やキャリアのことなど、いろいろな話を聞いてもらっています。
その便利さを知っている分、息子にも早くChatGPTに触れてもらいたいと思っていました。
ある日のこと。
暇だ暇だとうるさいので、「ChatGPTとお話してみなよ」と言うと、意外にもノリノリで「するする」と返してきました。
まずは、ChatGPTとはなんぞやというところを母の貧困な語彙力で説明。
「あー、パソコンの中に人がいる感じね」
(うーん、まぁ、それでいいか!)
2.息子の最初の質問はまさかの“お金”だった
そしてついに、息子の初めてのチャッピー体験!
何か聞いてみたいことはないか尋ねると、彼の最初の質問は、こんなものでした。
「どうすればお金って大切にできるの?」
私は横で聞いていて、思わず「いい質問だなぁ」と心の中で拍手。
チャッピーは優しくてわかりやすい言葉で「お金を大切にする3つのヒミツ」を教えてくれました。
①なんで買いたいのかを考える
②少し残しておく
③ありがとうの気持ちで使うこと
息子はうなずきながら、ちゃんとその言葉を受け止めていました。
3.ポケモンフレンダの使いすぎから学んだこと
そして次に言ったのは、
「このまえポケモンフレンダに500円以上使っちゃった」
そうなんです。
つい最近ゲームセンターでポケモンフレンダに夢中になっていて、ついつい500円以上使ってしまったことがあったのです。
それに対して、チャッピーは優しく返します。
「好きなことにお金を使うっていうのも、すごく大事にしてるってことなんだよ!次はこれだけって決めて使えたらいいね!」
(チャッピー優しすぎ・・・!!うるうる)
息子は自分の失敗談だと思っていたことを肯定してもらえて嬉しそうでした。
チャッピーからの提案を前向きに捉えた上で、こう言いました。
「次からは最初に使うお金を決めて、それをこえたら1週間フレンダはお休みってルールにする!」
おいおい、1週間じゃ短すぎないか、とお金に厳しい母は心の中で呟きますが、今は口に出すべき時じゃないと我慢。
4.自分でルールをつくって、自分で守る
自分でルールを決めて、自分で守ろうとする。
私が何も言わなくても、ChatGPTとの対話の中で、自分で考え、答えを見つけ出していたのですから、これは大変誇らしいことです。
5.ポケモンの緑の仮面と、貯金カレンダー
さらに彼は、
「ポケモンの緑の仮面を買うために3500円貯めたい」
と言い出しました。
そしてChatGPTに「どうやって貯められるか」を相談。
一緒に“お手伝いミッション”や“がんばりチャレンジ”を考えて、
貯金カレンダーをつくって、実際に毎日金額を書き込んでいます。
6.AIがくれたのは、“考える力”と“やさしい対話”
この一連の流れの中で私が感じたのは、
ChatGPTがただ答えを教えるだけじゃなく、子どもの思考をサポートする“相棒”になれるということ。
人には言いづらいことや、親の言葉だと反発してしまうようなことも、
ChatGPTの言葉なら素直に受け取れるということもあるのかもしれません。
何より、私自身がそのやりとりをそばで見ていて、
「息子って、こんなふうに考えてるんだな」
「自分の言葉でルールをつくれるんだな」
と、あらためて彼の成長を感じることができました。
これからも、こうやって“自分で考えて行動する”きっかけになるような対話を、AIとのやりとりの中でもっと作っていけたらいいなと思います。
大人でも難しい「お金との付き合い方」を、自ら率先して学んでいる息子の姿に、ちょっと胸が熱くなった日でした。
もし似たような体験をした方がいたら、ぜひコメントで教えてください。
子どもの気づきって、本当にあなどれないですね…!