- 投稿日:2025/06/05
- 更新日:2025/11/08
1. はじめに
みなさん!こんにちは!

今、僕は地方在住で全国転勤のある公務員。
夜勤やシフト制勤務もこなす日々を送っています。(画像↑は手術前の僕のイメージ)
そんな僕は「裸眼で生活したい!」と思い、最近話題のICL👀を受けました!
この記事では手術を決断するまでの経緯や、術前準備〜術後のリアルな経過を詳しく共有します。
たとえば.....
🤔ICLって気になるけど、目の手術ってやっぱ怖い.....
🤔コンタクトすら使ったことないのに本当に大丈夫??
🤔仕事や転勤もあるし、なかなか一歩踏み出せない.....

そう感じている方へ、少しでも参考になればうれしいです!
※なお、本記事は2025年1月10日に手術を受けた時点での内容です。細かい部分は各眼科によって多少違いがあるので、一例としていただければ幸いです。
2. ICLとレーシック、どう違う? ざっくり比較!
① ICLの特徴
目の中(虹彩と水晶体の間)に専用のレンズを埋め込む手術。レンズ挿入のために角膜を3mmくらい切開するが、術後は自然治癒する。

② ICLを選ぶ前に知っておきたいメリット&デメリット4選
<メリット>
🟩 角膜を削らないから、将来のリスクを抑えられる!
(白内障など他の目の手術にも影響しにくく、老後の安心感が強い)
🟩 強度近視や角膜が元々薄い人でも対応可!
(レーシックNGの人の救世主的ポジション!)
🟩 レンズを取り外せば元の裸眼の状態に戻せる!
🟩 ドライアイのリスクが少ない&術後の視力が長期的に安定しやすい!(地味だけど、日常生活の快適さに直結!)
<デメリット>
🟥 費用が約40〜70万円と高額で、レーシックより負担大きめ
(事前の費用計画をしっかり立てるべき)
🟥 一時的にハローグレア(光の輪・眩しさ)を感じることも
(暗い場所で光がにじんで見える現象。数週間から数ヶ月で改善)
🟥 ごくまれに術後トラブル(感染症や合併症)のリスクも
(他の手術と同じで、清潔な術後管理が必須)
🟥 術後1週間ほどは、保護メガネ&点眼薬の管理が必要
(洗髪、洗顔、運動などに制限があり、少し不便)
③ レーシックの特徴
レーザーで角膜を削って形を変え、視力を矯正する手術。
④ レーシックを選ぶ前に知っておきたいメリット&デメリット4選
<メリット>
🟩 術後の回復が早い!
(忙しい人や長期休みが取れない人にとっては魅力!)
🟩 費用が比較的安い!(20〜40万円前後が相場)
(費用を抑えたい人にとっては現実的な選択肢!)
🟩 実績が多く、施術例が豊富!
(身近に経験者がいることも多く、安心感につながる)
🟩 比較的中度〜軽度の近視や乱視の人向け!
<デメリット>
🟥 角膜を削るため、元の裸眼状態には戻らない
🟥 ドライアイが悪化する人が多い!
🟥 強度近視・乱視・角膜が薄い人は施術不可の可能性あり
🟥 将来的に再近視化リスクもある
(デメリットは以上のとおり)
こうしてICLとレーシックを比較してみた結果、なぜ「ICLを選んだのか」を話していきます!💪
3. ICL手術を決めた理由
小学校4年生で視力が落ち、そこから16年間メガネ生活。周囲には、
👨👩「コンタクトにしないの??」
と言われ続けてきたけど、コンタクトを自分で入れることはチキってできず笑。メガネ生活では、
・雨の日(特に土砂降りの時)レンズが濡れて一切視界が見えなくなる
・運動して汗をかくとメガネがずれる
・空調の効いた屋内から外に出た瞬間、ほぼ100%の確率でレンズが曇る☁️
・大学の武道の授業で防具をつけても何も見えない..
って感じで、不便する場面が多かったんです。

さらにこの手術方法を23歳(リベシティ入会前)の時に知りましたが、
🟣 全国転勤だし、休みも不定期
🟣 目の手術なんかそもそも怖い
🟣 手術してもどうせ転勤あるから検診にも通いづらいそう
🟣 お金もない
そんな理由で、しばらくの間「ICL手術は現実的じゃないな」と思っていたのが、当時の正直な心境。
ただ、そこから少しずつ情報を集めていくなかで「.....これ、自分でもいけるかも?」と思えたきっかけがいくつか出てきました。それが次の5つ👇
✅ ICLは角膜を削らないから、将来の手術に影響しづらい
▶ この情報で、老後も見据えて選べる手段だなと感じました!
✅ レンズを取り外す事もできて元の裸眼状態に戻せる
▶ 人生を長い目で見たとき、「もし合わなくてもリカバリーできる」と知れた!
✅ 術後の検診も転院で対応できることや数日単位の休みで手術ができる
▶ 「転勤があってもできそう」とこれまで感じていたハードルが下がった!
✅ 同じ職場の人の体験談
▶ 身近な人が「やって良かった!」と話してくれたことで一気に手術への現実味が湧く!
✅ 家計管理のおかげで「特別費」として予算を確保すれば、手術できるメドが立った
▶ 「使う力」について考え、自分なりに納得できたのがICLを選ぶ最後の決め手に!
4. 病院選びと執刀医のランク
実は、ICLって「どこで受けるか」「どんな人に執刀してもらうか」が安心感や満足度に直結する大事なポイント!
そこで僕がチェックしたポイント4選紹介👇
✅ 執刀医のランク
✅ 術後、間もない期間(1ヶ月目くらいまで)での自宅からの通いやすさ✅ 症例数の多さ
✅ 検査や術後サポートの丁寧さ
このなかでも特に重視したのは「執刀医のランクと症例数」。
症例数が多い先生はそれだけ多くの目の状態に対応してきた経験があるので、いざという時の安心感が違うだろうなと感じたからです。せっかく手術してもらうなら、
「少しお金が掛かってもいい先生にやってもらいたい!」
そんな風に思って調べていくと明確なランク分けがあると分かりました💡

2025年5月時点で、最上位の「エキスパートインストラクター」に認定されてる医師は国内でわずか14名。要はプロ中のプロ!
【じゃあ、実際どれくらい差があるのか?】
エキスパートインストラクターとそうでない人で、費用差が10〜15万円。その分、エキスパートインストラクターだと施術時間は両目で10分程度。それ以外の医師だと15〜20分程度かかると言われてます。
また、ランクの違いは施術時間や費用だけでなく、施術中の精神的負担や感染症リスクの軽減にもつながります。なので、僕にとっては重要な判断基準に!
その他、術後の自宅からの通いやすさ、検査やサポートの丁寧さのはなしを同じ職場の人から聞きました。実際、数件の眼科でカウンセリングし、雰囲気を確認して判断しました。
これらはネットの口コミだけで正しく判断できないので、僕にとってトータルの価値で判断するには重要な要素でした!
そして実際に施術すると決めた医院でカウンセリングを受けて感じたのは.....
受付や検査スタッフの方が柔らかく対応してくれて、初めての施術でも不安を打ち消してくれるような空気感があったこと。
それが「宮田眼科 鹿児島」でした。特に印象に残っているのは最初のカウンセリング。
不安点をひとつずつ丁寧に確認してくれて、「ここなら任せても大丈夫」と自然に思えたのが病院選びの決め手でした👍
こうして時間をかけて調べた分、手術への不安はグッと減りました。少しでも迷っている方は、検査や説明を受けるだけでも大きなヒントになるはず!
5. 手術の全体的な流れ
手術先が決まれば、いよいよ検査が始まります。ここではざっくりとした流れをご紹介して、次のパートからリアルな体験談をお伝えします。
ICLは僕の場合、
「適性検査 → 精密検査 → 手術前検査 → 手術 → 翌日検診 → 1週間後検診 → 2週間後検診 → 1ヶ月後検診」
「3ヶ月後検診 → 半年後検診 → 1年後検診 → 以後、1年毎に検診」と、段階を踏んで進みました。基本的には他院でもこんな流れで進むかと思いますが、細かい部分は各院でご確認ください。
そして参考までに手術前後の生活でできること・制限されることを表にまとめてみました🔥

どうでしょうか?少しは全体的なイメージをつかめましたか?🤔
ここまでで流れのイメージができたら、いよいよリアルな体験談編に進んでいきましょう!
6. 🌟手術のリアル体験記
①適性検査・精密検査・手術前検査
<適性検査>: そもそもICLができるかの検査
測定項目は「視力、眼圧、視野、角膜の形状・厚さ・細胞数など」です。各検査で特に痛みや怖さはなく、最後に先生の診察がありました。ICL手術ができるかや、今後の検査もしていくかどうかを相談して終わりでした🫡
僕は、検査結果や診察も問題なかったので、迷うことなく次の精密検査をお願いしました。この時の診療費は保険適用ありだったので、2,480円。
<精密検査>:手術を安全に受けれるかの初期チェック
適性検査から約1ヶ月後に次は精密検査です。ここでは主に、
✅ 目の構造や健康状態を把握し、手術が安全に行えるかの判断
✅ レンズのサイズや度数を決定するのに必要な項目の測定
✅ 手術リスク(合併症や術後トラブル)を最小限にするため、既存の
眼疾患(白内障、緑内障、網膜疾患など)がないか
などを調べます。検査自体はまず、視力や眼圧など前回の適性検査で測定した項目を再度やります。違うところは、瞳孔を開く目薬を使った検査があること。
僕は数分おきに3〜4回点眼してもらいました。すると徐々に視界がぼやけていき、病院内のLEDがまぶしく感じるまでに😖
そうなってきたら、高性能そうな機械を使って、いくつかの項目を測定していきます。ここで瞳孔を開いて検査する目的は、
✅ 正確な屈折値(近視・乱視の度数)を測定するため
▶ 普段自然と使っている目のピント調節機能を一時的に麻痺させ、より正確な近視や乱視の度数を測定可能に!
✅ 眼の奥の状態を詳細に検査するため
です。検査中は「なんか眼の奥まで見られているな」という今まで経験したことない不思議さはありましたが、痛みはゼロ。前回の診察で、
👩⚕️ 先生「痛みとかはないけど精密検査の後は、瞳孔を開く目薬のせいで、その影響が2〜3日は続くよ。だからその間は光がまぶしく感じたり、かすみがあったり、手元の文字がぼやける可能性があるよ。あと車の運転も控えてね!」
と言われていました。
検査中も「ああ、こういうことか」って感じで特に不安感はなかったです。ただ、スマホ含めて手元が2日間見づらかったですね😇
あとこの検査日は車では眼科に行かず、公共交通機関とタクシーを使用。
こうして検査が終われば先生との診察。ここで目の状態を説明されたり、挿れるレンズの度数や種類(乱視ありのレンズかなしのものにするか)、手術予定日を決めたりします。
先生と普段はどういう仕事、生活をしているか(車の運転機会が多いとかデスクワークが多いとか)などを話します!
僕は矯正後で両目1.2〜1.5見える度数でかつ、左目のみ乱視入りのレンズを挿れることを相談のうえで決めました(先生曰く、それ以上に矯正すると逆に目を疲れさせる可能性があるらしい)😊
手術日は執刀医の先生が来る日が月に1〜2回なので、その中で調整。
そのため僕は精密検査前に候補日を聞いておき、職場での休み(最低でも術後2〜3日は欲しい)を早めに申請したことで、スムーズに日程を決められました👏
このときの検査時間は全部で3時間半くらい(その日の予定は余裕を持たせておくのがいいかも....)かかって、費用は保険適用なしの自費診療で2万円。
ちなみにコンタクトレンズを普段から使用している方は、精密検査前日から着用を控えることになるので、注意が必要です⚠️
そしてこの検査終了後に「検査・手術・治療同意書」を書いて、正式にレンズ注文。
レンズは2週間から1ヶ月で届くと言われました。
(僕は注文後、2週間ちょっとで届いたと連絡がありました!)
そしてレンズが無事に届くと手術日が確定します🙌
<手術前検査>
これは手術日が確定してから受けるもので、僕は手術日の3週間前に受けました。 検査項目は適性検査や精密検査で測定した項目(視力・視野・眼圧など)のみですが唯一、瞳孔を開く目薬を使っての検査はありません。
これが終了すると診察を受け、手術3日前から点眼する目薬をもらって帰宅。僕は検査結果・診察ともに問題なかったので、予定通り手術することに🎉
ワクワクとドキドキが半分ずつある絶妙な心境でしたが、手術への現実味がグッと上がりました🤭
② 術前3日間の準備と注意点
<手術3日前(1/7)>
2025年を無事に迎え、いよいよ手術3日前。この日の朝からやることは始まっています。それは「手術日までの1日4回の点眼」!
僕は「朝7時(起床後)、昼12時(昼休憩)、夕方17〜18時、23時(就寝前)」にスマホのリマインダー通知を設定して点眼。これで点眼忘れを防げました🙌
使用した点眼薬は「クラビット点眼」といって、菌を殺して感染を予防するためのものです(⬇️写真参照)。

またコンタクトを普段使用している方はソフトコンタクトレンズの場合、手術の3日前から、ハードコンタクトレンズや乱視用ソフトだと2週間前から着用を中止します。
そのため、少なくともコンタクトの使用を中止した日から手術日まではメガネを着用することになります。
<手術前日(1/9)>
さあ、手術前日まで来ました!点眼は継続しつつ翌日の持ち物として
✅ クレジットカード
✅ 眼科の診察券
✅ 昼食
✅ メガネケースなど
を準備したり、散髪や爪切りといった清潔面ケアをしたりしました。
翌日に体力を使いそうだなと想像できたので、体調に影響が出そうなカフェインやアルコール摂取は避け、明日への希望と若干の不安を胸にこの日は就寝🛌
③ 手術当日の流れと感想
<自宅〜眼科まで>
ついにやってきた手術日!8時半までに眼科へ集合だったので6時に起床☀️朝ごはんとお風呂を済ませ、動きやすい服装に着替えて自宅を出発!
「度が入ったメガネをかけることはしばらくないはず」との期待と手術へ若干の不安を持ちつつ、公共交通機関で向かいました。

<到着後の流れ〜手術室前室までの流れ>
受付後、しばらく待つと名前を呼ばれて手術代をクレジットカードで払いました。手術代は1週間後検診までの費用込みで合計65万円(右目30万円、左目は乱視入りのレンズのため35万円)💴
正直、金額だけを見ると大きくてビビりました(笑)
それが終わると、当日の流れが書かれた紙をもらいます(🔽写真参照)。⑥の会計は済んでいましたが、そのほかは下の写真のような流れで進んでいきした。

日帰りH-ICL手術本日の流れ
出典:宮田眼科 鹿児島
当日ICLを受ける人たちは、僕を含め7名。同年代くらいの人が多かった印象です。当日の手術者が全員揃い次第、当日の流れを説明され、③の眼圧測定や散瞳剤(瞳孔を開く目薬)の点眼に移っていきました。
ちなみにこの時、今思えば自分が何番目に手術を受けるのかまだ知らされていませんでした😳
話を戻します!散瞳剤の点眼は看護師さんがタイマーを使って数分おきに、瞳孔が完全に開くまで点眼してくれます。
すると前回の精密検査の時のように視界がぼやーっとしてきます。これをしながら、血圧や体温などの測定や執刀医の診察をしていきます。
そして執刀医との診察の時に肝心の手術順番を聞いたら教えてくれました笑。僕は7人中の3番目でほぼ真ん中と分かり、これで心の準備もOK!💪
瞳孔もしっかり開いていることを看護師さんに確認してもらい、いよいよ順番に手術室の前々室へ呼ばれていきます。前々室では荷物を全てロッカーに預け、薄手の手術着のようなものを着て椅子に座ります。
座っている間は、看護師さんから目薬をさしてもらいつつも、緊張をほぐすために優しく声をかけてくれました☺️
そうしていると手術室の前室に呼ばれ、ベッドに横に。
ここでは看護師さん2名で眼圧を下げるために、目の大きさより少し大きめの石を5分、眼の上に乗せてその後流水で1分くらい流します。僕としては目をずっと洗い流されるのが地味にきつかったです(笑)

<手術中>
それが終わると、看護師さん2名に手術室まで連れられて、手術用の椅子(美容室の椅子みたいなやつ)に座りました。後ろに倒れきると執刀医から、
👨⚕️執刀医「緊張してると思うけど、できるだけリラックスしていいからね。数分後には世界が変わってるから。それじゃあ、左目👁️からやっていくね。」
と優しい声かけをしてくれましたが、あの時の僕は完全に緊張状態😵
その後は、顔に眼の周りだけが開いた布をかけられテープで固定。手術する眼の方からまぶたの上と下をテープで固定され、瞬きが全くできない状態になりました!
常時洗浄液で眼を流されながら、めちゃくちゃ明るい光💡を当てられ、
👨⚕️「光の中心だけ見続けといてください。」
と言われたので、手術成功のためにも絶対によそ見はしない意志で中心だけを見続けました!(今思えばより身体に力入っていた気がする...)そうしていると、
👨⚕️「は〜い。それでは始めていきます。(体感的に数十秒後)じゃあ、今からレンズ固定していくので、光の中心見続けといてください。」
👦自分「いつ角膜を切っていつレンズを入れたんだろう。スムーズすぎる」
そう思っているうちにどんどん工程は進みます。レンズを固定されているときは視界が少しブレるようなのと、痛みは全くないけどなんかちょっと押されている感じがするって感覚です!
手術中は常に洗浄液をかけられていたので、体感は浅い水中から水面を見上げているような見え方の中でとにかく光の中心を見続けるって感じでした!
そしてレンズの固定作業が終わり、異常がなかったので、次は右目へ👁️
右目も左目と同じような流れとスピードで進みました。さっきと同じく、
「痛みは全くないけど視界のブレと眼球をちょっと押されているようなこの経験したことない感覚!」
なんてことを思っていたら手術が終了。横になっていた手術用の椅子が起きあがり執刀医から
👨⚕️「目の前の時計の時間わかりますか??」
👨「11時40分です!」
👨⚕️「OKです。そしたら回復室で安静にしててください。」
まさか、術後こんなにすぐ見えるとは思っていなくてびっくり!そしてこの体感は忘れられないな✨
そんなことを思いつつも、光のまぶしさで両目を開けるのがかなり辛かったです。そのため、両目を閉じて回復室で30分くらい安静にしていました。
その後、体調に問題はなかったので待合室で執刀医の診察があるまで待機。この待っている間はもう視界くっきり状態です!
診察では眼圧や視力測定、レンズの位置に問題がないかなどを診てもらいます。
僕の場合はレンズの位置、術後の眼圧ともに問題なし。視力は術前の裸眼状態0.08から、術後は左目・右目・両目いずれも1.5あり、十分とのことでした✨
ちなみにこの診察の時に手術時間を聞いてみたら両目で10分ほど。手術中にも感じていたエキスパートインストラクターの腕の高さを思い知りました👍
これが終わると、
🟩 保護メガネ
→ 寝る時以外は常時装着
🟩 透明眼帯(⬇️使用例は写真参照)とそれを固定するテープ
→ 術後3日目までの寝る時につけて使用

🟩 2種類の目薬
→ 1つは術前に使ってた「クラビット点眼」、もう1つは「リンデロン点眼薬(眼の炎症を抑えて、角膜の混濁を減らすもの)」
🟩 当日の夜に飲む、眼圧を下げるための錠剤(ダイアモックス錠)
をもらいました。こうして全て終わったのは13時過ぎ。タクシーで無事帰宅し、その日はスマホもほとんど見ず、家の中でぼーっとしながら安静に過ごしました。
でもこれで終わりではありません⚠️ それは、
✅ 目薬2種類を忘れずにさす
✅ 錠剤を飲む
✅ 洗髪などはできない
✅ 寝る前は透明眼帯をつけてしばらくの間はレンズの位置がずれないようにうつ伏せで寝る
どれもまだ不安定な眼の状態を守るために必要な行動となります!こうして長かったけど、世界観の大きく変わった1日が無事に終わったのです。
④ 術後の経過(翌日〜3ヶ月検診、転院手続き)& 半年検診
さて、ここからは術後の経過の話しです。
「5. 手術全体的な流れ」でお伝えしたとおり、術後には複数回検診があります。各検診での結果を振り返りつつ、転院手続きについてもご紹介します✨
<翌日検診>
目覚めるとピントの合った世界が広がっており、感動!ただ朝の洗顔はできないまま、保護メガネを装着して、眼科へ向かいました。
検査項目は眼圧・視力・レンズの位置の確認など。皆さんが1番気になっているはずの視力は前日と変わらず、1.5👏
その他の項目も異常なく、かかった時間は全部で1時間。検診後はタクシーで帰宅し、顔を濡れタオルで軽く拭いたり、首から下のみお風呂に入ったりしてリフレッシュしました🛀
さらにスマホやパソコンを見れるくらいまでは回復してたので、手術当日に聞けなかった学長ライブを聞いたり、YouTubeを見たりして楽しみました!
<1週間検診>
手術して1週間が経過。検査項目は翌日検診と変わりませんが、先生の診察で思わぬことを知らされました。なんと視力が両目と左目の測定では1.5あったものの、右目のみの測定では0.8しかないんです😱
それもそのはず!この日の視力検査で左目から右目を測る時に視界が一気にぼやけて、もやがかかったような見え方になり、
「あれ、なんでこんな見えないの?やばい...」
と思っていました。先生によると、
👨⚕️先生「視力が安定するまでに長くて3ヶ月程度かかることもあって、日によって見え方が悪かったり、視力が一時的に低下したりするから経過観察しかないね。」
とのこと。
この日の診察後から自宅での全身お風呂OKとか、車の運転もできるとか、日常生活の制限はほぼなくなるんです!
でも正直自分がこんな状態になると思ってなかったので、視力が回復するのを願いつつも「そんなことあるんだ」と思い、気持ちはかなり落ち込みました😞
しかし、一個腑に落ちたことがあります。
それはここ数日、左目の方にだけ疲労感があるなと気になっていたこと。
先生によると、
👨⚕️「それは視力に左右差があるから。見える方の目で見えない方の目の視力を自然と補っている」
と言われたことですね。
<2週間・1ヶ月・3ヶ月検診、転院手続き>
各検診の検査項目に変わりはなく眼圧などの測定項目は全て異常なかったので、ここからは視力経過のみ記載します。
・2週間検診:両目と左目は1.5、右目のみ0.8で前回から変わらず
・1ヶ月検診:両目と左目は1.5、右目のみ1.0で少し改善
→ この時は右目の視界にもやがかかったような状態は減っていました!
・3ヶ月検診:両目と左目は1.5、右目のみ1.2で少し改善
→ 右目の視界不良はほぼ消滅
こうして術後3ヶ月目で、視力が少しずつ手術直後の状態まで戻ってきたかなって感じです🙌
誰もがこうなるわけではないですが、僕みたいになる人もいるかと思います。少しでもその知識があれば、同じような状況になっても落ち着いて対応できるかもしれません。
最後に転院手続きですがまず、自分が通院をする予定の眼科を決めます。そしてその眼科への紹介状を今、通っている眼科の先生に書いてもらうことで可能に👏
僕は2月中旬に転勤の内示が出たので、転勤先の近くでICLをやっている眼科を探して3ヶ月検診の時に、「紹介状を書いてください」と先生に一言お願いするだけでOKでした。
これで今後、転勤や引っ越しがあったとしても検診を受けに行くことができます👍
<2025年7月12日追記 半年検診>
転勤後、初めて転院先の眼科で半年検診を受けました!
保険証を連携させているマイナンバーカードと紹介状を持っていき、受付が済んだらいざ検診スタート。
転院先での初検診でデータがないからか、これまでの定期検診ではやっていない検査もしました。具体的には目の写真撮影、角膜形状や厚さを調べることです。
そのあとは、視力や眼圧、レンズの位置、角膜内皮細胞、眼底などを確認。
ちなみに視力は———
両目と左目は1.5、右目のみ1.0〜1.2👀
→ 右目は、乱視のレンズを入れると視界がくっきりして1.5まで見えた
という結果に😅
これらが終わると問診。先生は丁寧で優しい方でした🙌
そのほかの項目でも異常はなく、先生から次は予定どおり1年後検診で来るように言われました。
検診自体は無事に終わって安心!
パソコン作業の時間は多めですが、「目になるべく優しいくらし」を心がけていきます🥺
7. 術前にやって得したこと・やらずに損したこと
こうしてICLを受けてから、大きな不自由もなく快適に過ごせています。
とはいえ、「これはやっておいてよかった!」と感じることもあれば、「ああ...あれやっとけばな」と後悔したことも!
ここまで読んでくれている方には、同じ失敗をしてほしくないので正直にシェアしますね😊
【やって良かったこと👏】
✅ 冬の時期に手術したこと
→ 衛生面を考えると、汗をかきにくい冬場にやったのは1番正解💡
✅ 1週間分の食料を確保していたこと
→ 術後は見え方も不安定。また不用意な外出は感染症のリスクもあるので、調理しなくても食べられる冷凍食品やレトルト食品、缶詰を確保!

✅ 散髪をしていたこと
→ 手術後数日間は洗髪できないので、髪が目に入らないよういつも以上に短く切っておいた
✅ 仕事の休みやスケジュールを事前に調整したこと
→ 早めに申告したことで自分の思い通りに調整することができた
【やらずに後悔したこと😭】
❌ 度なしサングラスを準備していなかった
→ 術後に実際まぶしさを感じてから急いでAmazonで注文。術後のデリケートな目を保護するには必要
❌ スマホやパソコンを使う時間を制限する意識が薄かった
→ 術後翌日からほぼ普段と変わらない使い方をしたが、やけに疲労感があった。今思えばいつもよりこまめに休憩を取ったり、度なしのブルーライトカットメガネを使ったりすればよかった
この辺りを押さえておけば、術後の安心感も段違いです。「あの時ちゃんと準備しといてよかった...!」と心から思えるように、自分のペースで無理なく整えてみてください🙏
8. 術後 半年で感じること
手術して半年が経過した今、1番感じることは
「やってよかったーーー!」
まさにこの一言に尽きます。今までは寝起きで目を開けてもぼやけた世界が広がっていましたが、手術後からはそれが一変⚡️
毎日気持ちの良い朝を迎えられ、QOL爆上がりです😄
「いつでも視界がくっきり見える安心感」は僕にとって最大のメリット!
裸眼で過ごせることで毎日の生活にストレスがありません。
「雰囲気変わって良くなったね!」
と友人などから言われて自分のイメージUPにもなってます(笑)
また、術後3ヶ月ほど感じていた夜のハローグレアも今ではほぼなくなりました。価格だけで見ると高いかもしれませんが正直、後悔ゼロ!
むしろそれ以上の価値を感じています😊
9. 最後に
最初は不安いっぱいだったICL。怖さや費用、そのほか色々....。
でも今回やってみて、本当に人生がよりよくなったと感じています!
少しでも興味があって迷ってる方は、まず眼科に行ってカウンセリングや適性検査を受けてみるのはどうでしょうか👀
ただ誰にとってもベストな選択とは限らないので、無理せずご自身のペースで検討されるのが一番です☺️
この体験談が誰かの背中をそっと押すきっかけになったり、僕と同じような境遇の方の参考になったりすればうれしいです!
内容が長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでも参考になったよって方はいいねや一言レビューで反応をいただけると、今後の励みになります🙇♂️🙇♂️