- 投稿日:2025/05/19
この記事は約4分で読めます
LDLコレステロールは本当に“悪玉”?
〜数値に一喜一憂しない、脂質の正しい読み方〜
こんにちは、内科医のすずかです。健診で「コレステロールが高いですね」と言われたこと、ありませんか?
「悪玉」って聞くけど、どう悪いの?
食事を気をつけてるのに、なんで下がらないの?
油を摂っちゃいけないの?
今回は、数回に分けて健診でよく指摘される“脂質異常症”について、やさしく、詳しく、正確にお伝えします。
🔍 脂質ってなに?
血液中の脂質には以下のような種類があります:
LDLコレステロール(悪玉):動脈硬化を進めやすい。高すぎるとリスク。
HDLコレステロール(善玉):血管をきれいにしてくれる。高い方がよい。
中性脂肪(TG):食事やお酒の影響を受けやすい。高すぎると膵炎のリスクも。
📊 異常の目安は?
LDLコレステロール:140mg/dL以上 → 高いと判断
HDLコレステロール:40mg/dL未満 → 低すぎると注意
中性脂肪(TG):150mg/dL以上 → 高値
続きは、リベシティにログインしてからお読みください