- 投稿日:2025/05/19

こんにちは。現役の放射線技師として、健診現場に長年携わってきた私が、
「バリウム検査と内視鏡検査、どちらがいいの?」という疑問にお答えします。
結論からお伝えすると、健康診断で受けるのであれば、バリウム検査をおすすめします。
その理由や比較ポイントを、現場での声や体験も交えながら、わかりやすくまとめてみました。
胃の検査には2種類あります
胃の検査には、主に次の2つがあります。
バリウム検査(胃X線検査)
白い造影剤(バリウム)を飲んで、胃の形や粘膜の異常をX線で確認する検査です。
ポリープや潰瘍、がんの兆候などを画像から読み取ります。
内視鏡検査(胃カメラ)
口または鼻からカメラを挿入し、胃の中を直接観察する検査です。
粘膜の色や質感、出血の有無などを詳細に確認でき、その場で組織を取ることも可能です。
検査のイメージ:空から見るか、歩いて見るか
この2つの検査の違いを、山の探検にたとえてみましょう。
バリウム検査:空から山全体を見下ろして異変を探すイメージ。
全体の様子を短時間で把握できますが、細かな異常は見逃す可能性もあります。

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