- 投稿日:2025/05/21

庭に菖蒲が咲きました。調べていくと、
菖蒲の生態から、人生の気付きがありました。
● 1|「似ている」が違う
ハナショウブ、アヤメ、カキツバタはよく似た見た目だけれど、それぞれ生える場所が違うそうです。
ハナショウブ→湿地
アヤメ→乾いた野原
カキツバタ→浅い水辺
→ 私の気付き
他人と自分を比べてしまうことがあるが、
そもそも根を張る場所が違えば、育ち方も違って当然。環境が違えば、咲き方も違う。
今いる状況の中で、自分が最大限に咲くよう努めればよい。
● 2|「咲く」は一瞬だが「育つ」は何年も掛かる
ハナショウブの開花は、1年のうち10日〜2週間ほどだそうですが、地中の根茎は10年以上生き、毎年花を咲かせます。
→ 私の気付き
目に見える成果ばかりにとらわれるのではなく、見えない部分の積み重ねが大事。
日々怠らずに積み上げていけば、短い期間でも、その時最大限の花を咲かせられる。
● 3|美しく咲く為に、泥がいる
ハナショウブは、サラサラの土では育たず、
粘土質で、ぬかるんだ泥のような土を好むそうです。それにより、しっかりと根を張り、見事な花を咲かせます。
→ 私の気付き
うまくいかない時期や、もがいている時期こそ、後の自分を支える栄養になっているのかもしれない。菖蒲のように、泥を力に変えていけるよう、”泥臭く”地道に頑張ろう。
● 4|言葉だけじゃない「勝負の花」
端午の節句に使われる菖蒲は、
葉の形が剣に似ていること、「勝負」との語呂合わせにより縁起物として使われるようになったそうです。
また、葉には抗菌・防虫作用があり、縁起物として以外にも邪気払いの意味もあったようです。
→ 私の気付き
勝負の前は、身を清め、整え、焦って動かずに精神を安定させてからの方が、よい結果が出せそうだ。
● 5|静かに、でも確実に増えていく
菖蒲は、年を経るごとに株分けで増えていくそうで、ひっそり静かに着実に増え続ける性質があります。
→ 私の気付き
派手さはなくても、コツコツの積み重ねが、
大きな変化に繋がる。小さな一歩でも、続けることで、自分の「根」を広げていこう。
● おわりに
年を重ねたからなのか(?)、以前より自然に目が向くようになりました。
単に「咲いてるな」と見ているだけでは気付けませんでしたが、生態を調べ、生き方を考え直せました。
無言の自然からでも、色々学べることがあります。

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