- 投稿日:2025/05/22

昨今、昔からのマナーが薄れてきています。
<例>
結婚式のご祝儀を新札にしないと失礼と
言われていたが、最近は、そうでもない。
(学長も以前「気にしない」と仰っていました。)
弔事の女性が履くストッキングは、肌色が
標準だったが、最近は、黒がほぼ常識になっている。
とは言え、個人的には、お箸のマナーは、
なるべく継続して欲しいなと思っており、
調べていくと、知っているだけでちょっとお得な情報もありました。
■ 忌み箸(いみばし)とは?
食卓で気をつけたいお箸のマナーについて
「やってはいけない箸の使い方」の一例
渡し箸
→ 箸を器の上に横向きに置く行為。
葬儀の所作を連想させ、不吉とされる。
刺し箸
→ 食べ物に箸を突き刺す行為。
仏壇のご飯を連想させるためNG。
迷い箸
→ 料理の上で箸をウロウロさせる行為。
優柔不断・落ち着きがない印象に。
ねぶり箸
→ 箸を舐める行為。衛生的にも見た目にも宜しくない。
寄せ箸
→ 箸で器を手元に引き寄せる行為。
二人箸
→ 一つの料理を、二人が同時に箸で取る。
葬儀の遺骨の儀式を連想させ、避けるべき。
■ お箸の所作には、仏教の影響がベース
前述の所作には、“仏教的な意味合い”が背景にあるそうです。
特に「刺し箸」「二人箸」は、死や弔いを連想させる為、日常の食卓では避けるようになったとのこと。
■ 箸マナーを知って得すること
会食や接待での印象アップ
→ 所作がキレイな人は信用され易く、信頼が積み上がれば、仕事にも好影響を与えると思われる。
■ お箸の小ネタ
福井県小浜市の「若狭塗箸」
→ 国内シェア8割の伝統工芸。
高級箸はギフトや海外向けECにもチャンスがあるかも?!
奈良県吉野の割り箸
→ 吉野杉・吉野桧を活かした国産割り箸は、
環境配慮型商品として注目されており、ふるさと納税でも人気らしい。
中国産割り箸のコスト優位性
→ 外食産業の7割以上が、中国からの輸入に頼っている。
■ おわりに:マナーを知ることは“得”に繋がる?!
箸マナーは、細かくて面倒に感じるかもしれませんが、背景を知ることで、日本の文化や死生観までが見え、世界観が変わります。
昨今は、お箸のマナーについて、厳しく注意する方も減っているかと思いますが、ちょっとしたマナーを押さえておくだけで、信頼され、教養も深まり、結果的にお金に繋がるかもしれません。
マナーを学ぶことそのものも、ある意味、投資なのかもしれないですね。

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