- 投稿日:2025/05/23
- 更新日:2025/09/29
はじめに
こんにちは。中学生向けのオンライン家庭教師をしている、二児の母です。
今日は、中学生のお子さんの「提出物、また出してない!」問題について書いていきたいと思います。
…これ、ほんとうに多いですよね。実は、私の生徒さんの保護者の方からも、よくご相談いただくテーマなんです。
😔せっかくワークやったのに、提出してない
😔期限を過ぎても出さない
😔声かけると機嫌が悪くなる
わかります。私も、自分の子どもで悩んだことがあるので…。
今回は、そんな「提出物やらない」「勉強しない」中学生に、どう声をかけたらいいのか。
私がオンライン家庭教師として実際にやっている声かけやサポートの工夫を、リアルにお伝えしますね。
中学生の「提出物出さない」は“やる気”だけの問題じゃない
まず大前提として、「提出物をやらない」「英語のワークが出せていない」という状況には、いろんな理由があります。
「ただサボってるだけでしょ」って思いたくなる気持ち、すごくよくわかります。でも実は…
🌀やり方がわからない(始め方がわからない)
🌀出し方が不安(間違っていたら恥ずかしい)
🌀提出期限を忘れていた
🌀完璧じゃないと出しにくい
🌀面倒くささが勝ってしまった
こんな“内面の理由”が絡んでいることが多いんです。
英語の家庭学習やワークも、ただ「やりなさい」ではなかなか進みません。
私が実際に変えた“声かけ”のコツ
では、どんなふうに声をかけたら、イライラせずに提出物を進められるようになるのでしょうか?
私が実際にやってうまくいった「声かけのコツ」をご紹介します。
①「いつやる?」を一緒に決める
「今すぐやりなさい!」よりも、「今日と明日、どっちがいい?」と聞いてみる。
選択肢を与えると、自分で決めた感覚がうまれて、少し前向きに取り組めます。
②「どこまでやればOK?」を明確にする
「ワーク、全部やっといて!」だと、どこまでやればいいか不安で動けない子も多いんです。
「今日は1ページだけでいいよ」「まずは半分だけやってみよう」など、具体的な“ゴール”を小さく示すのがポイント。
③「一緒にやろうか?」の魔法
実は、オンラインレッスンでもよく使う言葉です。
「一緒にやってみよう」と言われると、子どもは“見守られてる”感覚で安心するんです。
英語のワークなども、「見ててくれるなら、やろうかな」と言う子、意外と多いですよ。
家庭教師としてやっている「提出物サポート」の実例
オンライン家庭教師のレッスンでは、こんなサポートをしています。
✅学校のワークやプリントの進捗を一緒にチェック
✅苦手なところを画面共有で一緒に復習
✅英語の提出物でよくある“ミスパターン”を事前におさえる
✅提出忘れを防ぐための「提出物チェックシート」を共有
特に、英語の家庭学習は“やりっぱなし”になりがち。
その場でチェック&直しをするだけで、ぐんと成績が変わってくるんです。

親がやってはいけない“3つの声かけ”にも注意
ちなみに、逆効果だったな…と思う声かけもあります。
「なんでやってないの!?(怒)」
→ 理由を聞く前に責めると、口を閉ざしてしまいます。
「いい加減にして!」
→ 子どもは「自分はダメなんだ」と思って、やる気をなくします。
「お母さんの気持ち、わかってる!?」
→ 気持ちを押しつけると、反発を生みやすくなります。
…私もやったこと、あります(汗)。でも、少しずつ変えていったら、子どもの反応も変わってきました。
最後に:一人で抱えないで大丈夫です
提出物や英語のワークに関して、「うちの子だけかも…」「私の声かけがダメなのかな」と思う方も多いです。
でも、それは全然違います。
むしろ、「提出物やらない中学生」は、とても多い。
だからこそ、親だけで頑張らなくていいんです。
オンライン家庭教師という選択肢も、気軽に取り入れてみてください。