- 投稿日:2025/05/24
『シン・読解力』を読み、色々と気付きがありました。
様々な本を読んだ後、「なるほど!」と腑に落ちたつもりなのに、内容を言語化できないことがあります。
『シン・読解力』を読み、読後の「なるほど」は、“理解”したのではなく、単に“見ていた”だけだったのかも、と考え、深堀してみました。
■本の概要
・誰もが読めるはずの教科書が、読めていない子どもたちがいかに多いか。
・子どもだけでなく、実は大人も教科書や新聞が読めていない。
・シン読解力と学力には強い相関がある。
・シン読解力が低いとビジネスにも支障をきたす。
・シン読解力は学校では教えてくれない。
・シン読解力は国語や読書では身につかない。
・シン読解力はスキルであり、トレーニングによって年齢を問わず身につけることができる。
■読んでみてショックだったこと
本の中に、”文章クイズ”が出題されているのですが、お恥ずかしながら、数問間違ってしまいました。
知性派として知られている某男性タレントの方も間違ったとのこと。
学長が「話聞いてた?」と仰り、作曲もされましたが、この本を読んでから、
『もしかすると、「話聞いてた?」の方は、
学長のお話を、音楽のように聞き流していただけで、言葉を理解していないのではないかしら?』と思うようになりました。
■これからの自身の人生で意識したいこと
・早とちりは時間と信頼を失う。よって、正確に読む、を心掛ける。
→ 焦らずじっくり読み込む。
・「文脈を読む」は、文章のみならず
人間関係にも通じる。
→ 相手の言葉の背景にある意図や立場を想像する癖をつける。
・「読解力は鍛えられるスキル」として、
継続的に意識して向上に努める。
→ メールを読むときも、主語・述語をしっかり確認。
→ 本や記事を読んだら、自分なりに言い換えてみる。
・「わかったつもり」で終わらせていた文章を、深堀ってみる。
→ 「誰が?」「何を?」「なぜそうなる?」と問い直し、理解を深める。
■こんな気付きもありました
「理解できないのは自分のせい」と責めず、
「相手の文章が雑なだけかもしれない」と、
違う角度から捉えて、自分ならこう言う、こう書く、と考えることが必要かも、と思えるようになった。
情報量が多い時代だからこそ、自己防衛として、読み取る力が必要だと感じた。
■おわりに
自身の文章読解力が低いことをあらためて知り、始めはショックでしたが、このショックをバネに、文章を慎重に読み取るようにしよう、と思えるようになりました。
文章のみならず会話でも、「本当に読めているか」「相手が言いたいことはこれで合っているか」と問い掛けながら、丁寧に受け取る力を育てようと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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