- 投稿日:2025/06/01

元々せっかちで、ちゃちゃっとやらないと
気が済まないタイプですが、治療中の持病に加え、背骨や両手の骨折が続いたことで、ゆっくりペースでしか動けなくなりました。
ですので、効率的な行動、やらないことの選択を、これまでよりも強く考えるようになりました。
そんな私が、不思議なタイトルの本に目が止まり、読んでみました。
■本の概要:
一見、目の前の欲求をどうするかという話のようですが、人生の本当に大切なことに時間を使うヒントが詰まっています。
■中でも個人的にポイントとなったこと:
人生は、選択の連続です。
筆者は、選択基準を決める7つの視点を挙げています。
1・後悔しないか
2・体験価値が高いか
3・体と心の声に従っているか
4・幸福度が高いか
5・投資価値があるか
6・人に喜んでもらえるか
7・心地よいか
この中で、自分が基準とする視点を決め、
優先順位を付けよう、と記しています。
例えば、「この服欲しいな」と思ったら、
自身の優先順位を1・と決め、買って後悔するか、買わずに後悔するか、を判断し、「後悔しない方を選ぶ」
あるいは、7・を優先順位とし、着心地がよさそうなら買う、そうじゃなさそうなら買わない、を判断する、というように、判断基準を絞って選ぶ、としています。
■稼ぐ力のヒントになりそうだと思ったところ
「プロローグ化」が時間の価値を高める、と
しています。
本の中には、プロローグ化=ストーリー作り
として、以下の例を紹介しています。
営業成績のよい知人に秘訣を聞いたところ、
以下の回答だったそうです。
「自分は話が特別うまくはない。営業で大切なのは、商品を売る瞬間より、売るまでのストーリーだと思っている。
相手が買いたくなるまでのストーリーを商品に描き、そのストーリーを愚直に実行していたら、営業成績につながった」
本の中にも書かれていますが、
「創業から継ぎ足した秘伝のタレの鰻」
「丸三日煮込んで作ったデミグラスソース」
など、時間の蓄積をストーリー化することで、お客様が価値を見出します。
■読んで考えたこと:
* 「今」と「未来」のバランス:
体調が良い時の「今」をどう使うか、
将来のために何を「ガマン」するか、
持病がある私にとって、深い問いでした。
* 有限なエネルギーの使い道:
体力に限りがあるからこそ、
何に時間とエネルギーを注ぐべきか、
もっと真剣に考えようと思いました。
* 「当たり前」の尊さ:
健康な時間、自由に動ける時間…
失って初めて気づく、その大切さを再認識しました。以前より、生きていることそれ自体が、大変貴重だと思っていましたが、更にその思いを強くしました。
* 自分にとっての「大切」:
他の誰でもない、自分が本当に大切にしたい時間、過ごしたい人生とは何か?深く掘り下げるきっかけになりました。
■読んで決めたこと:
●体調最優先の時間配分:
* 元気な時間は「本当にやりたいこと」に集中する。
* 疲れたら迷わず休憩。無理はしない。
→無理をすると、かえって不調が長引き、自分が辛いだけでなく、周りにも気を遣わせてしまう。
●「小さな喜び」を大切にする:
* 心が安らぐ時間を意識的に作る。
→ちょっとだけお菓子を食べる、など(笑)
●柔軟な計画と「やらないこと」リストの作成:
* 完璧主義は捨て、体調に合わせて臨機応変に実行。
* 時間とエネルギーを無駄にする「やらないこと」を決める。
●デジタルデトックス:
* 情報過多な毎日から意識的に距離を置く。
→テレビは、背骨骨折後見ていません。
幸か不幸か、じっと座って見続ける体制が、辛くなってしまったので(苦笑)
●感謝の気持ちを忘れずに:
* 支えてくれる人に感謝する時間を持つ。
■まとめ:
「プリン本」は、単なる時間管理術ではなく、「限りある時間をどう生きるか」を再確認させてくれました。
制約があるからこそ、本当に大切なことを見極め、自分らしい時間の使い方を見つけて、
楽しく、後悔なく生きていきたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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