- 投稿日:2025/06/01
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要約
サイゼリヤのミラノ風ドリアは、30年前よりも安くなっている。その裏には「もっと安く提供したい」という創業者の想いと、オーストラリア自社工場を含む構造改革があった。価格戦略ではなく“仕組み戦略”から学ぶ一例。
──安さの秘密は「構造改革」と“想い”にあった
こんにちは、のるでぐです。
突然ですが、皆さん。
サイゼリヤの「ミラノ風ドリア」、いくらかご存じですか?
答えは、税込300円。
でも実は——
🔸30年前は480円だったんです。
「え?普通、物価って上がるよね?」
「30年前より安くなってるってどういうこと?」
…そう思いますよね。でも、これは偶然ではありません。
サイゼリヤ創業者・**正垣泰彦会長の“ある想い”**が背景にあるんです。
◆ 「たくさんの人に、もっと安く届けたい」──逆転の発想
ミラノ風ドリアが「安くて」「美味しい」と話題になった頃、
正垣会長はこう考えたそうです。
「もっともっとたくさん売れるようになれば、もっと安く、食べてもらえる!」
ふつうは「売れるようになったら価格を上げる」のが定石。
でもサイゼはその逆をいった。
◆ なぜオーストラリアなのか?
サイゼリヤは、ハンバーグやドリアソースの一部をオーストラリアの自社工場で生産しています。
その理由は明確で、
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