- 投稿日:2025/06/02
こんにちは、内科医のすずかです。
健康診断や血液検査で「腎機能が少し悪いですね」と言われたことはありませんか?
「でも普通に尿は出てるし…」「水をいっぱい飲むってどのくらい飲めばいいのかな?」「腎臓が悪いって言われたら、何を気をつければいいの?」
今回は、自覚症状が出にくい“腎臓の変化”にいち早く気づき、守るためのコツをやさしく解説します。
🔍 腎臓ってどんな働きをしているの?
腎臓は背中側にあるそら豆型の臓器で、1日に約150〜180Lの血液をろ過し、体に不要な老廃物や余分な水分を尿として出しています。
主な働きは…
老廃物・毒素を尿として排出血圧の調整骨を強くするビタミンDの活性化貧血を防ぐホルモン(エリスロポエチン)の分泌
📌 これらの働きが落ちてきても、初期にはほとんど症状が出ないのが腎臓の特徴です。
🌼 健診で見るべき“腎機能”の指標
eGFR(推算糸球体ろ過量:腎臓のろ過能力の指標。90以上が正常、60未満で慢性腎臓病の可能性
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