- 投稿日:2025/06/04

はじめに
私はずっと、美術やアートとは縁遠い人生を送ってきました。
「絵は難しいもの」「上手じゃなきゃダメ」――そんな思い込みを抱えたまま、アートは“自分には関係のない世界”だと感じていました。
そんな私が今では、美術館に通い、画集をめくり、子どもたちと一緒にアートを楽しむ毎日を過ごしています。
そのきっかけをくれたのは、9歳の息子と7歳の娘。
今回は、子どもたちとの日々を通して「美術って自由でいい」「好きだけでいい」と思えるようになった私の変化をお話しします。
子育ての中でアートと出会い直したい方、子どもの感性を信じてみたい方に届いたら嬉しいです。
✏️「私、絵が苦手なんです」から始まった話
よく、「ご両親がアート関係の仕事なんですか?」と聞かれます。
でも、私は絵も描けないし、美術の知識もない、ごく普通の母親です。
子どもの頃に美術館へ行ったことはあっても、知っている画家といえばピカソやゴッホくらい。
3年前までは、美術館に行っても「難しそう」「分からないな」と感じていました。

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