- 投稿日:2025/06/05

私は現在、介護の会社に勤めるサラリーマンです。
介護を本格的に仕事にしたのは10年ほど前ですが、自分がしている仕事は障害者向けの訪問介護です。
介護というと一般的に高齢者向けで施設で実施するというイメージがあると思いますが、実際には高齢者介護と障害者介護は似て非なるものですし、施設介護と訪問介護も違っています。
高齢者と障害者の介護の主な違いは、高齢者の方は認知症の方や耳の遠い方が多いのに対して、障害者の方は意識ははっきりしているけれど身体に障害があるという方が多いです。ですので障害者介護の場合、高齢者介護のように必要以上にヘルパーさんからのコミュニケーションは好まない方も多く、ヘルパーが大きな声でゆっくり話をされると、馬鹿にされている、子ども扱いされていると気分を害する方もいます。
また介護施設では多数のご利用者様をお迎えして、多数のヘルパーが対応するため、時間に限りがあり、質よりも量という介護が求められがちなのに対して、訪問介護の場合は、ご利用者様のご自宅でそのお家のルールに従って対応するという違いがあります。けれども訪問介護のようにマンツーマンでの対応は時間に追われる施設の介護に比べるとより人間的な介護をご提供することができます。

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