- 投稿日:2025/06/09
- 更新日:2025/06/09
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- 🔍 骨密度とは? 〜骨の“中身”を測る検査〜
- 📊 骨密度の結果の見方
- 🦴 なぜ骨密度が下がるの?
- ⭐️ 若年層でも油断できない?
- 🌤️ 日光・ビタミンD・副甲状腺の関係
- 🌸妊娠・授乳と骨密度
- 💬 骨密度にまつわるQ&A
- 🦴 疲労骨折も“骨のサイン”
- 🍽️ 骨を強くする食事のコツ
- 🏋️ 骨に効く運動習慣
- 🌼 骨は毎日“生まれ変わっている”〜骨リモデリングのしくみ〜
- 💊 治療が必要な場合は?
- ・ビスホスホネート製剤
- ・SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)
- ・活性型ビタミンD
- ・抗RANKL抗体薬(デノスマブ)
- ・副甲状腺ホルモン製剤(テリパラチド)
- ・骨形成促進+骨吸収抑制薬(ロモソズマブ)
- 🦷 歯科治療を受けるときは?〜骨粗しょう症の薬と“あごの骨”の関係〜
- 📚文献紹介
- 🏃♀️今日からできる3つのステップ
- 🌱まとめ
〜見えない“骨の貯金”と向き合う〜
こんにちは、内科医のすずかです。健康診断や人間ドックで、
「骨密度が少し低めですね」
「同年代と比べてやや減っています」
そんなふうに言われて、ちょっと不安になったことはありませんか?
「そもそも骨密度って何を見てるの?」「骨粗しょう症って高齢者の病気じゃないの?」「今のままで大丈夫?」
今回は、健診での骨密度の見方と、今からできる“骨の貯金”のコツをやさしく解説します。
🔍 骨密度とは? 〜骨の“中身”を測る検査〜
骨密度(BMD:Bone Mineral Density)は、骨の中にカルシウムやミネラルがどれだけ詰まっているかの指標です。
骨は見た目は硬そうでも、実は代謝が活発な“生きた組織”。
加齢や生活習慣、ホルモンの影響で、少しずつ中身がスカスカになっていきます。
📊 骨密度の結果の見方
日本の健診では、多くの場合「YAM値(若年成人平均値)」を基準に評価されます。
YAM値の割合が
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