- 投稿日:2025/06/15
- 更新日:2025/09/29

これまでに投資詐欺の被害を受けてきた経験を通じて、私はようやく“詐欺を見抜く力”を身につけることができました。
今回は、私が3度目の詐欺的な投資案件に勧誘されたときの体験を、読者の皆さんの参考になるようにまとめました。実際の詐欺の手口や、相手がどのように心理的な隙を突いてくるのか、冷静に観察・分析した内容を共有します
なぜ狙われたのか?
過去に登場した保険販売員が再び関わってきた話です。私の年収や資産状況を把握していたこともあり、彼らにとって私は「狙いやすいターゲット」だったのかもしれません。
提案されたのは、これまでの投資に続く“新たな儲け話”です
がこの時、私は既に投資に関する知識を得ており、冷静に判断する力がついていました
詐欺師の典型的な手口と心理操作
相手の話術や戦略を観察できたことは大きな収穫でした。以下がその特徴です。
証拠を残さないため、資料やパンフレットは一切渡さない
→「これは社外秘ですから」と言いながら、曖昧な情報しか渡さない。痕跡を残さないようにする。
録音を嫌がる
→ 証拠を残されることを極端に警戒します。
心理的な安心感を先に与えてくる
→ 過去の実績・成功者の話・人脈アピールで信用させてきます。
“あなたなら大丈夫”という選民意識をくすぐる → 人間の承認欲求を巧みに突いてきます。
被害を受けた方々の声から学んだこと
私はX(旧Twitter)で注意喚起・情報提供を呼びかけたところ、被害者の方々から多数の相談を受けました。中には心の傷を抱えたまま誰にも話せず、苦しんでいた方もいました
詐欺に遭った方は、
「悔しくて誰にも言えない」
「自分がバカだったと責めてしまう」
「家族にも話せない」
という心理状態に陥りやすいです。
だからこそ、“話せる場所”と“信頼できる相手”が必要なんです。
新聞社から情報提供の依頼が…
この一連の詐欺案件に関して、なんと複数の新聞社から情報提供の依頼がありました。
私は、詐欺に加担・中心人物の電話番号ややりとりの記録を持っており、それを求めて連絡を受けたのです。
さらに、その投資を仕切っていた代表格の人物が逮捕されたという情報も、SNSを通して共有されてきました。
詐欺を持ちかけてくる人達は詐欺内容の記録を残されること、SNSなどで情報が公開させるのをひどく嫌がります。
私の体験が、被害の拡大を食い止める一助になったことは、何よりの救いでした。
その後、保険販売員は私の持っていた情報を元に裁判にかけられていくのでした…
今、あなたにできる小さな一歩
もし今、仮想通貨・情報商材・副業などの勧誘に違和感を感じているなら、必ず第三者に相談してください。
「リベ大」などのコミュニティ
消費者センター
信頼できる知人や家族
そして、私も相談に乗ります
あなたの“違和感”は、詐欺のサインかもしれません。自分の資産を守るのは、知識と行動力です
資産は「自分で守る」時代へ
あなたの資産を本当に守れるのは、あなただけです。
SNSで資産情報を発信しない
少しでも不審だと感じたら、信頼できる人に相談する
他人にレールを引いてもらわず、自分で稼ぐ仕組みを構築する
これが、私がようやく辿り着いた“本物の資産形成”への道です
この体験談が、あなたやあなたの周囲の大切な人の資産と心を守る一助になれば幸いです