- 投稿日:2025/06/16

〜“呼吸”から見える体のサイン〜
こんにちは、内科医のすずかです。
健診で「呼吸機能検査」を受けたこと、ありますか?
「息を「ふーっ」と吐くあの検査ってなにを調べているの?」
「正直、どれくらい大事な検査なの?」
ピンとこない方も多いかもしれません。でも実はこの検査、「未来の健康を予測する手がかり」として、とても大切な意味を持っています。
🔍 呼吸機能検査ってどんなもの?
肺のはたらき(換気機能)をみる検査で、息を吸って・吐いて、肺活量や空気の流れを調べます。
主に測る項目は?
呼吸機能検査(スパイロメトリー)は、肺の容量(どれくらい空気が入るか)と換気のスピード(どれだけ早く吐き出せるか)を測るものです。
FVC(努力性肺活量):深く吸って一気に吐き出せる量FEV1(1秒量):最初の1秒でどれだけ吐けるかFEV1 / FVC比(1秒率):この割合が重要な診断指標です
🌿 検査でわかること
1秒率が70%未満になると、「閉塞性障害」がある可能性があります。

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