- 投稿日:2025/07/18

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要約
日本人の投資アレルギーは個人の問題ではなく、明治時代から続く暴落経験、武士道・儒教の影響、戦後の「貯金こそ正義」政策、バブル崩壊トラウマが重なった結果。歴史的背景を理解すれば恐怖心は和らぎ、適切な金融教育で未来の選択肢を広げられる。
~日本人が投資を遠ざけるワケを歴史から紐解く~
🎯 この記事を読んでほしい人
✅ なぜ日本人は「投資」に抵抗があるのか知りたい
✅ 家族や親世代が投資に否定的な理由を深く理解したい
✅ 「貯金こそ正義」だった社会背景に関心がある
🎯 この記事の目的
日本人が「投資=怖い」「お金の話=卑しい」と思ってしまう理由は、個人の性格ではなく、歴史や文化に深く根ざしています。
👉 本記事では、過去の出来事や社会構造の変化から、その"投資アレルギー"の正体をひも解いていきます!
🕰 ① 明治・大正・昭和・平成の暴落の歴史
投資に対する不信感は、「繰り返された暴落体験」によって強まってきました。日本の近現代史を振り返ると、金融市場の大混乱が何度も起こり、その都度多くの人々が資産を失う経験をしてきたのです。
🔹 明治時代(1897年恐慌)
明治政府による官営工場の払い下げブームが発生し、投機が過熱しました。しかし、この投機バブルは長くは続かず、企業の破綻が相次いで暴落が連鎖反応を起こし、市場は大混乱に陥りました。この時代から、既に「投資は危険」という認識が芽生え始めていたのです。

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