- 投稿日:2025/06/20
- 更新日:2025/10/03

リベで周りを見ると、行動している人がたくさん目に入りますね。
行動できていない人がそんな行動派な人たちを見ていると、
「自分はまだ何もできていない」
「一歩も踏み出せていない私なんて・・・」
「こんなんだからダメなんだ」
みたいに落ち込んでしまう人もいるかもしれません。
でもそんなあなたを必要としている人がいます。
それこそ超行動派な人や起業家などがあなたの事を求めています。
ブレーキがない暴走機関車
自己紹介が遅れました。
私は東京で鍼灸整骨院とレンタルサロンを経営しています。
鍼灸整骨院は2012年から、レンタルサロンは2020年から経営しています。
若い頃から思い付きで行動してしまうタイプで、
・中国語なんて一言もしゃべれないのに突然中国に一人旅に行ったり
・大学を中退してまで就職したマクドナルドも、急に退職して鍼灸師と柔整師の学校に入ったり
・資格を取って就職したと思ったら3年後には独立開業したり
・コロナでヒマになったらレンタルサロンを開業したり
そんなアクセルしかない暴走機関車です。
ブレーキが無いので、その勢いのまま暴走するとカーブも曲がり切れないし、崖から転落してしまうかもしれません。
そんな私のブレーキ役をやってくれているのが、うちの妻です。
妻は慎重派なので、私の暴走をコントロールして適切なスピードにしてくれています。
慎重派を必要としている起業家は多い
起業家で一人社長をしている人はリベにも多くいます。
そんな人の多くは私みたいな暴走タイプでしょう。
仕事のスケールが小さいうちはハンドル操作だけでなんとかなりますが、規模が大きくなるとそうもいきません。
三輪車ならブレーキ無くても大丈夫。自転車位ならなんとかなる。
でも自動車やトラックになったらブレーキ無しでは無理ですよね。
もしあなたが慎重派なら、そんな暴走タイプ社長のサポートとしてピッタリかもしれません。
秘書や相談役、もしかしたら共同経営者なんて事もアリかもしれません。
暴走タイプ社長はブレーキを嫌がる
しかし最大の問題は、暴走タイプ社長はブレーキを欲しがらないということです。
ブレーキを欲しがらないというのは、ブレーキがいらないということではありません。
先述の通り、ブレーキが無ければ最悪崖から落っこちて全てを失ってしまうかもしれません。
だけど、自由気ままにやってきた社長はその自由を奪われる事をとことん嫌います。
行動してきたから今の位置にいるので、行動することを止められたら手にしている物を失ってしまうような気がしてしまうのです。
みんなバカじゃないので、頭の中ではブレーキ(慎重派)が必要だとわかっています。
でも、ブレーキ(慎重派)を嫌がってしまうのです。
じゃあどうすれば良いか?
慎重派が行動派にするべきアプローチ
まず大切なのは、
「ブレーキの役割は車を止めることではなく、適切なスピードにすることだ」
と伝えることです。
そして
「最初は自転車レベルだったビジネスも、今は自動車位大きく重くなっています。これからトラックやダンプカーレベルになるならスピード調節も必要」
だということを伝える事も大切です。
もしこれらを実行できるという慎重派の方は、行動派社長に必要とされている存在です。
アップルもジョブズの隣にウォズニアックがいたから成功したし、ビルゲイツもポールアレンがいなかったらマイクロソフトを作れなかったでしょう。
お互いの強みと弱みを補完する関係であることが成功への道になるのです。
行動派と慎重派のペアは成功に不可欠です。
ナスビは立派なナスビになろう
マーケターの森岡毅さんは
「ナスビは立派なナスビになればいいんです。トマトになれないし、なろうとする必要はない」
と言っています。
慎重派の人が無理に行動派のマネをする必要はありません。
慎重派は慎重派の強みを活かしていきましょう。
最後にオスカー・ワイルドの言葉を紹介します。
“Be yourself. everyone else is already taken.”
「自分になりなさい。他の人は既に他の人がやっている」