- 投稿日:2025/06/20
- 更新日:2025/09/29

こんにちは。今回は私が学生時代に実際に体験した「詐欺まがい商品の勧誘」についてお話します。
舞台は、誰もが一度は訪れたことのある某大型家電量販店。そこで私は、うっかり契約しそうになった音楽配信サービスの話から、現代でも通じる3つの重要な教訓をお伝えします。
ある日突然、“ラッキーくじ”に当選
学生の頃、私はヤ◯ダ電機を訪れた際、来店者向けに「1回くじを引いて商品がもらえる!」というキャンペーンに参加しました。
疑う気持ちもなく、くじを引いたところ…なんと“当たり”が出て、音楽配信サービス(いわゆる有線放送)を無料で体験できるという賞品を獲得。
その場で個人情報の登録を行い、自宅(当時の賃貸マンション)で利用できるか確認しようと帰宅。大家さんに確認したところ「工事は禁止されている」とのことで、契約をキャンセルすることになりました。
しかし、キャンセルの電話をかけると業者側はしつこく引き止めてきました。私は断固として「工事できない」と伝え、どうにか回避できました。
1年後、友人も同様の被害に…
その1年後、なんと友人が同じような体験をしていました。自宅で有線放送を流し始めたのですが、月額5,000円以上がかかり、契約は最低2年間の継続が必須。途中解約も難しく、業者との連絡もスムーズにいかなくなっていました。
「こんなサービス、正直お金の無駄だった」と友人は語っていました。
この体験から学んだ3つの教訓
① 人が集まる場所でも“安心”とは限らない
ショッピングモールや大型家電店というと、信頼できる場所に感じてしまいますが、その空間に紛れて“詐欺まがい”の勧誘が行われていることも。立地に惑わされず、個々の内容を冷静に判断することが大切です。
② 「当選」「限定」「特別」という言葉には要注意
“くじで当たったから特別”という演出は、冷静な判断を鈍らせる常套手段です。限定感や無料といった言葉には、私たちの財布の紐を緩める魔力があります。
③ 来店者特典や無料サービス=“得”とは限らない
「タダほど高いものはない」という言葉の通り、無料と言いつつ高額な契約を結ばせる手口も多く存在します。特に、工事や契約期間が絡むものは慎重に。
あなたの資産を守る力を高めよう
日常の中にも詐欺的な商品やサービスは潜んでいます。特に、買い物やレジャーで気分が高揚しているときほど、冷静な判断ができなくなりがちです。
大切なのは、「ちょっと待てよ」と一呼吸置くこと。契約を結ぶ前に、家族や第三者に相談するだけでも、被害を防ぐ確率は格段に上がります。
自分の資産を守る力は、日々の意識と知識で鍛えられます。ぜひ、私の失敗談をきっかけに、あなたの生活防衛力を高めていただければ嬉しいです。