- 投稿日:2025/06/25

この記事は約6分で読めます
要約
会社を辞めたら、終わりじゃなくて“始まり”だった。特別なスキルもなかった。でも、自分で決めた道を進む今は、不安があっても後悔はない。あのとき気持ちに正直になったことが、全部のはじまりだった。
“このまま”でいいのか、が頭をよぎった
高校を卒業してすぐ、地元の上場企業に就職しました。
配属されたのは工場の生産技術課。製造ラインのトラブル対応や設備改善など、毎日違う課題に向き合う仕事で、流れ作業のような単調さはありませんでした。
給料も悪くなく、福利厚生もしっかりしていて、まわりから見れば「いい会社」だったと思います。
でも、そんな環境の中でも、ふとした瞬間に感じる違和感がありました。
「自分は何のために働いてるんだろう」
「このまま、この仕事を何十年も続けていくのかな」
そんな問いが、少しずつ頭の中に浮かぶようになっていきました。
工場勤務と都会嫌いのはじまり
入社2年目に、神奈川で約2ヶ月の研修がありました。学生時代に何度か都会に行ったことはありましたが、あまり好きではありませんでした。人が多くて、せわしなくて、落ち着かない――そんな印象でした。
ただ、実際に生活してみると印象は少し変わりました。仕事終わりに飲みに行ったり、居酒屋で出会った人と一緒に飲んだり。そんな一期一会の時間が楽しくて、気がつけば飲み代で赤字になるほど外に出ていました(笑)。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください