- 投稿日:2025/06/24
- 更新日:2025/08/16
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要約
フリマアプリで商品を販売した後、購入者から「インボイスの登録番号と住所を教えてほしい」と求められるケースが増えています。匿名配送なのに住所を教える?制度と現場の“ねじれ”に戸惑った実体験から、出品者としての正しい対応法やリスク回避の考え方をまとめました
■ はじめに
無事に売れて、発送して、相手が受け取って——
「これで一件落着!」と思ったその矢先。
「恐縮ですが、インボイス対応をお願いできませんか? 登録番号とご住所、氏名を教えていただけると助かります」
え?匿名配送なんだけど?
住所を教える?インボイス?なにそれ?
最初は詐欺かと思いました。でも調べてみると、どうやら本気のお願いらしい。
そして、これは今後も起こりうることだとわかってきました。
この記事では、私が実際に体験した「フリマでインボイスを求められる」という出来事を通じて、
出品者として知っておきたいことや、正しい対応法、制度の“ねじれ”にどう向き合うかをまとめます。
■ インボイス制度って何?(ざっくり)
2023年10月からスタートした「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」。
ざっくり言うと、消費税を納めている事業者が、仕入れにかかった消費税を差し引くために必要な“請求書”のことです。
その請求書には、以下のような情報が必須:

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