- 投稿日:2025/06/27
- 更新日:2025/09/29

はじめに
Shopifyを始めたいけど、なんだか難しそう!何から手をつけていいかわからない!と思っている方へ。
Shopifyは機能がたくさんあって一見難しそうに見えますが、実は思ったよりカンタン!
本記事では「最低限必要な5ステップ」だけに絞って、初心者でも迷わずストアを公開できる手順をご紹介します。
手順に沿って進めることで、👇このようなシンプルなShopifyストアをオープンすることができますので、一緒にがんばりましょう!
困ったときは「Sidekick」を活用しよう
Shopifyはとても自由度の高いサービスなので、最初は「どこを押せばいいの?」と迷うこともあると思います。
でも安心してください。そんなときは、次の方法で簡単に解決できます。
💡 Shopify公式ヘルプセンター(日本語あり)
いわゆるヘルプページで、キーワード検索をすると、基本操作や設定方法が詳しく出てきます。
ただ、ちょっと難しく感じるかもしれませんので、おすすめはこちら👇
🤖 Sidekick(AIアシスタント)
Shopifyにはとっても優秀なAIアシスタント、サイドキックくん🤖 がいるんです!
え?どこにいるっかって?
画面右上にひっそりとたたずむサイドキックくん・・・。かわいい(?)顔して、ホントに優秀なので、困ったら彼にどんどん聞いちゃってください。
まずは全体の流れを見てみよう
全体としては、このような5つのステップで進めていきます。
それでは、早速ステップ1から始めましょう!
ストアオープンまでの5つの手順を解説
STEP1. ストアの基本設定を完了しよう
💡はじめに決めておくこと
ストアID:アカウントの開設時に必要(他のストアと重複不可)。
👉ストアのURLが「○○.myshopify.com」になります。
(補足)「△△.com」などのオリジナルURL(独自ドメイン)を使いたい場合は、あとから設定も可能です。
アカウント登録は完了したことを前提に、早速設定していきましょう!
✅ 言語設定を日本語にする
設定>言語から、公開済みの言語を日本語にします。
✅ ストア基本設定をする(ストア名、メールアドレス、タイムゾーン)
設定>一般設定から、ストア名、メールアドレス、住所、通貨表示、タイムゾーンの設定を日本にしましょう。
✅ 消費税を設定する
設定>関税と税金から、地域が日本にチェックが入っていることを確認します。
「配送料に売上税を請求する」にチェックを入れます。
商品を税込価格で登録する場合、「商品価格と配送料に売上税を含める」にもチェックを入れます。
(軽減税率の適用には別途設定が必要ですが、ここでは割愛します。)
STEP2. 商品を1〜4点登録してみよう
次に、商品を登録してみましょう。
商品登録には様々な設定項目があるのですが、今回は必要最小限の項目だけ設定していきます。また次の段階で情報を整えていけばOKです!
✅ 商品を登録してみよう
商品管理の「商品を追加」ボタンから商品を登録しましょう。
入力する項目:タイトル、説明、メディア(写真)、価格、在庫数
在庫の「☑️数量を追跡する」、配送の「☑️これは配送が必要な商品です」
にチェックが入っていることを確認して、保存してください。
他にも色々な項目が出てきたと思いますが、一旦ここでは無視してOKです。
✅ (あれば)バリエーションを登録しよう
もし商品にサイズや色などのバリエーションがある場合は、登録しましょう。
例. 色とサイズを追加する場合↓
上のように、バリエーションごとの画像と在庫数を登録して完了です。
とりあえず1商品だけでもOKです。4つも登録すれば十分です。次のステップへ進みましょう!
STEP3. 配送・支払い・規約を設定しよう
✅ 配送料を設定する
設定>配送と配達>一般配送料から送料の設定をしましょう。
例. 北海道と沖縄県を除いて全国一律800円
北海道と沖縄県は1500円
注文金額が11,000円以上の場合送料無料 と設定したい場合
1. 「配送エリアを追加」から、「北海道と沖縄県を除く45都道府県」と「北海道と沖縄県」の2つのエリアを作る
2. それぞれのエリアで、注文金額ごとに送料を設定する
✅ 支払い方法を設定する
設定>決済からShopifyペイメントを有効にし、必要書類を提出する
まずはShopifyペイメントでクレジットカード決済から始めるのがおすすめです。
✅ 規約を設定する
設定>ポリシーから以下の規約を設定する
1.(必須)特定商取引法に基づく表記
「テンプレートを挿入」から必要項目を入力して保存します。
2. (必須)プライバシーポリシー(個人情報の取り扱いに関する表示)
自動化されたポリシーを使用をONにしてそのまま利用するか、OFFにしてポリシーを入力します。
3. (推奨)返品・返金ポリシー
トラブルを避けるためにも「返品・返金ポリシー」は必ず設定しておくのがおすすめです。返品ルールを決めて登録しておきましょう。
その他、利用規約は法律上の義務ではありませんが、返品や禁止事項などを事前に明記しておくことで、トラブル防止になります。
お疲れさまでした!次はいよいよストアのデザインです!
STEP4. テーマを選んでストアをデザインしよう
🎨 テーマって何?
「テーマ」とは、あなたのShopifyストア全体の見た目(デザインやレイアウト)を決めるテンプレートのことです。
Shopifyには無料または有料で使えるテーマが複数用意されており、選ぶだけでおしゃれなストアをすぐに作れるのが魅力です。
早速、テーマストアを覗いてみましょう!
現在公開されているテーマは、無料テーマ24個、有料テーマ246個ありました!いっぱいあって嬉しいけど、「どれを選べばいいのー?」と迷ってしまいますよね。
✅ 最初におすすめなのはこの2つ!
🌱 Dawn(ドーン)
・Shopifyが公式で提供している基本のテーマ
・シンプルで、どんな商品ジャンルにも合う万能型
・カスタマイズもしやすく、困ったときはネット情報も豊富!
🟨 Horizon(ホライズン)
・視覚的にインパクトのあるデザイン
・写真やビジュアル重視の商品(ファッション、インテリアなど)にぴったり
・デザイン完成度が高いので、手を加えなくても見栄えが良い
ちなみに、初めにご紹介したこのサイト👇は、Horizonです。
テーマは後から変更も可能なので、まずはこの2つどちらかから始めてみるのがおすすめです。
ここからは、Horizonを選んだ場合の画面になります。
テーマを選んで「テーマを試す」ボタンを押すと、テーマライブラリーに「Horizon」が入りましたので、「カスタマイズ」ボタンを押します。
テーマが開きましたので、写真や文言を少し整えていきます。
トップ画像の写真を変えたいので、写真をクリックすると、メニューが表示されるので、「選択」から画像ファイルを選択します。「無料画像を探す」から探してもOKです!
このへんは、変えたい部分をクリックする→表示されたメニュー変更するという感じで直感的に操作できるかな〜、と思います。
次に、「New arrivals」の文字を変えて、「Shop now」ボタンを消したりしてみます。
それから、画面下部の「Join the club」の部分は、「メールマガジンへ登録」など分かりやすい日本語に変えておきましょう。
「保存する」ボタンを押して、完成です!
最後に、テーマライブラリーで「メインテーマとして設定」ボタンを押して、このテーマを公開できるようにしましょう。
STEP5. テスト注文して公開!
ストアが一通り完成したら、公開の前に「テスト注文」をしてみましょう。
実際にお客様が体験する購入の流れを、自分で確認できる大事なステップです!
🧪 テスト注文とは?
テスト注文は、実際にお金を支払わずに注文の流れをシミュレーションできる機能です。
決済画面・注文確認メール・管理画面での注文履歴などを事前に確認できます。
🔧 テスト注文の手順
1. Shopifyペイメントでテストモードを有効にする
「設定」>「決済」>「Shopify Payments」の右横にある「管理」ボタンをクリック
一番下までスクロールして「テストモード」をONにする
2. 商品をカートに入れて注文してみよう
実際のストアURLにアクセスし(オンラインストアの横の👁️マークから行けます)、好きな商品をカートに入れて進めます。
ここで、価格、消費税、配送料といった金額が想定通りか、しっかり確認しておきましょう。
名前・住所などは自分の情報でOKです。
3. テスト用クレジットカード番号を入力する
テストモードでは、次のダミー番号を使って決済できます。
カード番号:4242 4242 4242 4242
カード名義:2語以上入力
有効期限:未来の日付(例:12/34)
セキュリティコード:任意の3桁(例:123)
もっと詳細なテストを行いたい場合は、こちらのヘルプページを参照してください。
4. 注文完了!メール・注文履歴を確認しよう
注文完了画面が表示されます。注文確認メールも届いていることを確認しましょう。
管理画面の「注文管理」>「注文」にテスト注文が表示されていればOK!
できればここで、注文が来た後の手順もシミュレーションしておくと安心です。
✅ テストが終わったら忘れずに!
「設定」>「決済」>「Shopify Payments」の管理 から、テストモードをOFFにするのを忘れずに行ってくださいね!
これをしないと、本当のお客様の注文が決済できなくなります⚠️
また、テスト注文によって商品の在庫数が減っていますので、注文をキャンセルするか、商品管理画面から在庫数を戻しておいてくださいね。
💻 ストアが検索されるよう準備しよう
ストアを公開する前に、Googleなどの検索エンジンに表示される「タイトル」と「説明文(メタディスクリプション)」も設定しておきましょう。
オンラインストア > 各種設定>ソーシャルメディアで共有する画像とSEO
✅ ホームページタイトル:ストア名+何を売っているかが伝わるように (例:soe - 30代女性向け高級セレクトショップ)
✅ メタディスクリプション:120〜150文字程度で、ショップの魅力や扱っている商品ジャンルを自然に紹介すると◎
これらはGoogleの検索結果にそのまま表示される可能性が高いため、とても大切です。
🎉 ストアの公開
テストが完了したら、いよいよストアの公開です!
現在は、ストアにアクセスしてもパスワードがかかっている状態なので、パスワードを解除します。
オンラインストア>各種設定>ストアへのアクセス「パスワード」を削除する
これであなたのShopifyストアがオープンしました!
SNSなどで紹介してストアを見に来てもらいましょう☺️
まとめ:まずはストアをオープン!完璧じゃなくてOK!
以上が、初心者の方でも迷わず進められる「最短5ステップ」でのShopifyストア開設手順でした。
自分でストアを作るなら、最初から完璧を目指さなくて大丈夫。
まずはひとつ商品を登録して、注文できるところまでたどり着けば、それだけで立派なスタートです。
まずは一歩踏み出して、あなただけのオンラインストアをオープンしてみてくださいね!
次のステップ:商品情報を整理してから、商品数を増やしていきましょう!
👉初心者でも迷わない!Shopifyの商品情報をスッキリ整理して登録する方法