• 投稿日:2025/06/27
  • 更新日:2025/09/29
はじめてのShopifyストアを最短5ステップでオープンする方法

はじめてのShopifyストアを最短5ステップでオープンする方法

くるみるく🛍️ EC・Webマーケ

くるみるく🛍️ EC・Webマーケ

この記事は約10分で読めます
要約
初心者向けに、Shopifyで最短5ステップでストアをオープンする方法を解説。商品登録からデザイン、テスト注文まで、公開までの手順を丁寧にご紹介します。まずは最小限のステップで自分のストアをオープンしましょう!

はじめに

Shopifyを始めたいけど、なんだか難しそう!何から手をつけていいかわからない!と思っている方へ。

Shopifyは機能がたくさんあって一見難しそうに見えますが、実は思ったよりカンタン!

本記事では「最低限必要な5ステップ」だけに絞って、初心者でも迷わずストアを公開できる手順をご紹介します。

手順に沿って進めることで、👇このようなシンプルなShopifyストアをオープンすることができますので、一緒にがんばりましょう!

ホワイト ピンク グレー おしゃれ 子供 フォトスタジオ インスタグラム投稿 (1200 x 800 px).jpg

困ったときは「Sidekick」を活用しよう

Shopifyはとても自由度の高いサービスなので、最初は「どこを押せばいいの?」と迷うこともあると思います。
でも安心してください。そんなときは、次の方法で簡単に解決できます。

💡 Shopify公式ヘルプセンター(日本語あり)

 いわゆるヘルプページで、キーワード検索をすると、基本操作や設定方法が詳しく出てきます。

Shopifyヘルプセンター

ただ、ちょっと難しく感じるかもしれませんので、おすすめはこちら👇

🤖 Sidekick(AIアシスタント)

Shopifyにはとっても優秀なAIアシスタント、サイドキックくん🤖 がいるんです!

え?どこにいるっかって?

Sidekick.jpg

画面右上にひっそりとたたずむサイドキックくん・・・。かわいい(?)顔して、ホントに優秀なので、困ったら彼にどんどん聞いちゃってください。

まずは全体の流れを見てみよう

はじめてのShopify ストア公開までのステップ.png全体としては、このような5つのステップで進めていきます。

それでは、早速ステップ1から始めましょう!

ストアオープンまでの5つの手順を解説

STEP1. ストアの基本設定を完了しよう

💡はじめに決めておくこと

 ストアID:アカウントの開設時に必要(他のストアと重複不可)。

 👉ストアのURLが「○○.myshopify.com」になります。

 (補足)「△△.com」などのオリジナルURL(独自ドメイン)を使いたい場合は、あとから設定も可能です。

アカウント登録は完了したことを前提に、早速設定していきましょう!


✅ 言語設定を日本語にする

 設定>言語から、公開済みの言語を日本語にします。

言語設定.jpg

✅ ストア基本設定をする(ストア名、メールアドレス、タイムゾーン)

 設定>一般設定から、ストア名、メールアドレス、住所、通貨表示、タイムゾーンの設定を日本にしましょう。

一般設定.jpg

✅ 消費税を設定する

 設定>関税と税金から、地域が日本にチェックが入っていることを確認します。

「配送料に売上税を請求する」にチェックを入れます。 

商品を税込価格で登録する場合、「商品価格と配送料に売上税を含める」にもチェックを入れます。

消費税の設定.jpg  (軽減税率の適用には別途設定が必要ですが、ここでは割愛します。)

STEP2. 商品を1〜4点登録してみよう

次に、商品を登録してみましょう。

商品登録には様々な設定項目があるのですが、今回は必要最小限の項目だけ設定していきます。また次の段階で情報を整えていけばOKです!

✅ 商品を登録してみよう

 商品管理の「商品を追加」ボタンから商品を登録しましょう。

 入力する項目:タイトル、説明、メディア(写真)、価格、在庫数

 在庫の「☑️数量を追跡する」、配送の「☑️これは配送が必要な商品です」

にチェックが入っていることを確認して、保存してください。

商品登録.jpg 他にも色々な項目が出てきたと思いますが、一旦ここでは無視してOKです。

✅ (あれば)バリエーションを登録しよう

 もし商品にサイズや色などのバリエーションがある場合は、登録しましょう。

 例. 色とサイズを追加する場合↓

商品バリエーション.jpg商品バリエーション2.jpg 上のように、バリエーションごとの画像と在庫数を登録して完了です。

とりあえず1商品だけでもOKです。4つも登録すれば十分です。次のステップへ進みましょう!

STEP3. 配送・支払い・規約を設定しよう

✅ 配送料を設定する

 設定>配送と配達>一般配送料から送料の設定をしましょう。

 例. 北海道と沖縄県を除いて全国一律800円
   北海道と沖縄県は1500円
   注文金額が11,000円以上の場合送料無料 と設定したい場合

 1. 「配送エリアを追加」から、「北海道と沖縄県を除く45都道府県」と「北海道と沖縄県」の2つのエリアを作る

 2. それぞれのエリアで、注文金額ごとに送料を設定する

配送設定1.jpg配送設定2.jpg

✅ 支払い方法を設定する

設定>決済からShopifyペイメントを有効にし、必要書類を提出する

まずはShopifyペイメントでクレジットカード決済から始めるのがおすすめです。

✅ 規約を設定する

設定>ポリシーから以下の規約を設定する

1.(必須)特定商取引法に基づく表記

 「テンプレートを挿入」から必要項目を入力して保存します。

2. (必須)プライバシーポリシー(個人情報の取り扱いに関する表示)

 自動化されたポリシーを使用をONにしてそのまま利用するか、OFFにしてポリシーを入力します。

3. (推奨)返品・返金ポリシー

 トラブルを避けるためにも「返品・返金ポリシー」は必ず設定しておくのがおすすめです。返品ルールを決めて登録しておきましょう。

その他、利用規約は法律上の義務ではありませんが、返品や禁止事項などを事前に明記しておくことで、トラブル防止になります。


お疲れさまでした!次はいよいよストアのデザインです! 


STEP4. テーマを選んでストアをデザインしよう


🎨 テーマって何?

「テーマ」とは、あなたのShopifyストア全体の見た目(デザインやレイアウト)を決めるテンプレートのことです。

Shopifyには無料または有料で使えるテーマが複数用意されており、選ぶだけでおしゃれなストアをすぐに作れるのが魅力です。

早速、テーマストアを覗いてみましょう!

テーマストア.jpg現在公開されているテーマは、無料テーマ24個、有料テーマ246個ありました!いっぱいあって嬉しいけど、「どれを選べばいいのー?」と迷ってしまいますよね。

✅ 最初におすすめなのはこの2つ!

🌱 Dawn(ドーン)

・Shopifyが公式で提供している基本のテーマ

・シンプルで、どんな商品ジャンルにも合う万能型

・カスタマイズもしやすく、困ったときはネット情報も豊富!

🟨 Horizon(ホライズン)

・視覚的にインパクトのあるデザイン

・写真やビジュアル重視の商品(ファッション、インテリアなど)にぴったり

・デザイン完成度が高いので、手を加えなくても見栄えが良い


ちなみに、初めにご紹介したこのサイト👇は、Horizonです。

HORIZON.jpgテーマは後から変更も可能なので、まずはこの2つどちらかから始めてみるのがおすすめです。

ここからは、Horizonを選んだ場合の画面になります。

テーマを選んで「テーマを試す」ボタンを押すと、テーマライブラリーに「Horizon」が入りましたので、「カスタマイズ」ボタンを押します。

テーマが開きましたので、写真や文言を少し整えていきます。

トップ画像の写真を変えたいので、写真をクリックすると、メニューが表示されるので、「選択」から画像ファイルを選択します。「無料画像を探す」から探してもOKです!

テーマのカスタマイズ.jpgこのへんは、変えたい部分をクリックする→表示されたメニュー変更するという感じで直感的に操作できるかな〜、と思います。

次に、「New arrivals」の文字を変えて、「Shop now」ボタンを消したりしてみます。

それから、画面下部の「Join the club」の部分は、「メールマガジンへ登録」など分かりやすい日本語に変えておきましょう。

メインビジュアルとフッター.jpg「保存する」ボタンを押して、完成です!

最後に、テーマライブラリーで「メインテーマとして設定」ボタンを押して、このテーマを公開できるようにしましょう。

STEP5. テスト注文して公開!


ストアが一通り完成したら、公開の前に「テスト注文」をしてみましょう。
実際にお客様が体験する購入の流れを、自分で確認できる大事なステップです!

🧪 テスト注文とは?

テスト注文は、実際にお金を支払わずに注文の流れをシミュレーションできる機能です。
決済画面・注文確認メール・管理画面での注文履歴などを事前に確認できます。

🔧 テスト注文の手順

1. Shopifyペイメントでテストモードを有効にする

「設定」>「決済」>「Shopify Payments」の右横にある「管理」ボタンをクリック

一番下までスクロールして「テストモード」をONにする


2. 商品をカートに入れて注文してみよう

実際のストアURLにアクセスし(オンラインストアの横の👁️マークから行けます)、好きな商品をカートに入れて進めます。

ここで、価格、消費税、配送料といった金額が想定通りか、しっかり確認しておきましょう。

名前・住所などは自分の情報でOKです。


3. テスト用クレジットカード番号を入力する

テストモードでは、次のダミー番号を使って決済できます。

カード番号:4242 4242 4242 4242

カード名義:2語以上入力

有効期限:未来の日付(例:12/34)

セキュリティコード:任意の3桁(例:123)

もっと詳細なテストを行いたい場合は、こちらのヘルプページを参照してください。


4. 注文完了!メール・注文履歴を確認しよう

注文完了画面が表示されます。注文確認メールも届いていることを確認しましょう。

管理画面の「注文管理」>「注文」にテスト注文が表示されていればOK!

できればここで、注文が来た後の手順もシミュレーションしておくと安心です。

✅ テストが終わったら忘れずに!

「設定」>「決済」>「Shopify Payments」の管理 から、テストモードをOFFにするのを忘れずに行ってくださいね!

これをしないと、本当のお客様の注文が決済できなくなります⚠️

また、テスト注文によって商品の在庫数が減っていますので、注文をキャンセルするか、商品管理画面から在庫数を戻しておいてくださいね。


💻 ストアが検索されるよう準備しよう

ストアを公開する前に、Googleなどの検索エンジンに表示される「タイトル」と「説明文(メタディスクリプション)」も設定しておきましょう。

オンラインストア > 各種設定>ソーシャルメディアで共有する画像とSEO

✅ ホームページタイトル:ストア名+何を売っているかが伝わるように   (例:soe - 30代女性向け高級セレクトショップ)

✅ メタディスクリプション:120〜150文字程度で、ショップの魅力や扱っている商品ジャンルを自然に紹介すると◎

これらはGoogleの検索結果にそのまま表示される可能性が高いため、とても大切です。


🎉 ストアの公開

テストが完了したら、いよいよストアの公開です!

現在は、ストアにアクセスしてもパスワードがかかっている状態なので、パスワードを解除します。

オンラインストア>各種設定>ストアへのアクセス「パスワード」を削除する


これであなたのShopifyストアがオープンしました!

SNSなどで紹介してストアを見に来てもらいましょう☺️

まとめ:まずはストアをオープン!完璧じゃなくてOK!

以上が、初心者の方でも迷わず進められる「最短5ステップ」でのShopifyストア開設手順でした。

自分でストアを作るなら、最初から完璧を目指さなくて大丈夫。

まずはひとつ商品を登録して、注文できるところまでたどり着けば、それだけで立派なスタートです。

まずは一歩踏み出して、あなただけのオンラインストアをオープンしてみてくださいね!


次のステップ:商品情報を整理してから、商品数を増やしていきましょう!

👉初心者でも迷わない!Shopifyの商品情報をスッキリ整理して登録する方法

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:HIsDRbWh
    会員ID:HIsDRbWh
    2025/06/27

    すごい✨ めっっっちゃ分かりやすいです!!👏 僕もそのうち自分の商品を作って 販売したいな〜と思っていたので、 やる時はこの記事見させてもらいます🙇 (つまずいたら教えてもらえると...😭) 他の記事も楽しみにしてます!

    2025/06/27

    わー✨嬉しい!ありがとうございます! ぜひぜひ参考にしてください😊 どのへんでつまずいたかも、教えていただけると嬉しいです! お店開かれるの、応援しています📣

    くるみるく🛍️ EC・Webマーケ

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