- 投稿日:2025/07/14
- 更新日:2025/10/06
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こんにちは、充電器が大好きな にゃ~んです😊
今回の記事は充電器やモバイルバッテリーの接続端子「Type-Aポート」と「Type-Cポート」の違いについて説明します。
充電器やモバイルバッテリーにはたくさんの種類がありますが、接続端子の違いをよく理解せず、「何となく使えそうだから」という理由で購入している方も多いと思います。
しかし、端子の種類を正しく理解しておかないと、せっかく新しく購入した充電器やモバイルバッテリーの充電速度が遅くてイライライラしてしまう。そんな方を減らしたいという思いで記事を書いています。
そもそも Type-AポートとType-Cポートとは?
上の画像のように、形状からして大きく異なります。
Type-Aポート
USBメモリなどでおなじみの形状です。
片面だけが差し込み方向に対応しており、上下逆だと刺さらない
(私も何度も、何度も、何度もイラッとしました…)
長年使われてきた標準的なUSB端子で、様々な周辺機器との互換性が高いのが特徴です。
Type-Cポート
上下どちら向きでも差し込める次世代USB端子
高速充電・高速データ転送に対応
最近のスマホ・ MacBook・Nintendo Switchなど幅広い分野で今後の主流になる規格となります。
■ なぜ Type-A ポートではダメなのか?
充電器やケーブルの世界は、いま急速に Type-C への移行 が進んでいます。
これは単なる形状の流行ではなく、性能面での必然です。
1. 出力の限界
Type-Aポートは構造的に高出力に対応できず、最大でも12W程度しか出せません。
MacBookやノートPC → 12Wではまったく充電出来ません
iPhoneやAndroidスマホ → 充電は可能ですが、急速充電対応出来る Type-Cと比べて大幅に遅い
2. 高速充電規格に非対応
Macbook等のノートパソコンは、高出力を前提としています。
Type-Cポートは高性能のMacBook Proの高速充電に対応できる一方、 Type-Aは設計段階から高出力を想定しておりません。
【結論】2025年現在ではType-Aポートはまだ必要です。
2025年8月現在、確かに市場全体ではType-Cポートへの移行が進んでいます。
しかし、だからといって 「Type-Aはもう完全に捨てていい」 というわけではありません。
安価な製品はまだType-A依存が多い
百円ショップや低価格帯の家電ショップで販売されている製品は、コストを抑えるため高出力対応のType-Cポートを搭載していないことがよくあります。
結果、Type-Aポート経由でないと充電できない製品が今でも多く存在します。
低価格なLEDライトや小型扇風機
ワイヤレスイヤホンの充電ケース
一部のポータブルスピーカーや玩具
古いモデルのガジェット全般
Type-A対応なしだと「充電が全くできなくなる」可能性
将来的にはType-Aが消えるのはほぼ確定ですが、現状では依存している製品がまだ多いです。
もしType-Aポートを全く搭載していない充電器やモバイルバッテリーを選ぶと、
「安価なガジェットを買ったらType-C非対応だった…」という状況に直面し、全く充電ができずに詰むリスクがあります。
現時点での賢い選択
Type-Cポートがメインの充電器を選ぶ
予備としてType-Aポートも1つ残しておく
これにより、最新規格の高速充電にも対応しつつ、古い規格や安価な機器にも柔軟に対応可能です。
まとめ
Type-Aの弱点
出力上限が低く、高速充電や大型デバイスには不向き。今後の主流はType-C。
それでも残すべき理由
現在も安価な製品や古いガジェットでType-A依存が多く、全廃はまだ非現実的。
最適解
メインはType-C、予備でType-Aを1ポート残した充電器・モバイルバッテリーを選ぶ。
👉 2025年の充電環境は“両方に対応”が正解。
完全移行まではType-Aも手放さず、どんな機器にも対応できる環境を確保しましょう😊